PSVitaプチレビュー - ウォークマンZとの動画再生能力比較 -

以前（といっても去年の話ですが＾＾；）のプチレビューで、レコーダーからのお出かけ転送について、少し書かせて頂きましたが、その続きです。

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まず並べてみての比較。やはり有機EL液晶を搭載しているだけあって発色はPSVitaのほうが一枚上手という感じがしました。画面も少しだけ大きく迫力もあります。ただ持ち歩くとなるとウォークマンの方がいいかなと思いました。PSVitaはちょっと重いのが難です。ちなみに内蔵のスピーカーでの音質ですが、個人的にはウォークマンの方がいいと感じました。




シーンサーチの比較。どちらも同じような動きで特に違いは無いですね。ウォークマンでは、シーンサーチを指でなぞると画面が大きくなり、その反対側が小さくなるといった視覚効果がありますが、PSVitaにはそのような機能は搭載されていません。




操作メニューの比較。見ての通り操作できるボタンに違いがあるのが分かります。PSVitaではなんとチャプター飛ばしができないという、あり得ない仕様になっています（チャプター飛ばしのボタンに見える右下のボタンは「15秒飛ばし機能」）。ウォークマンでは当然「チャプター飛ばしボタン」は搭載されています。PSPでもできたのに何故！？ここは早急にアップデートして頂きたいところですね。






設定の項目も大きく違います。PSVitaは「音声切り替え」「連続再生」「言語設定」という項目しか存在せず、動画の詳細情報や動画の削除すらありません。




その他、ウォークマンでは画面を指でスライドさせることで動画の早送り巻き戻しが行えたり、1.5倍の早見機能を搭載していますが、PSVitaにはありません。

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PSVitaとウォークマンの動画再生能力を比較してみましたが、残念ながらPSVitaは未完成なプレイヤーを間に合わせで搭載したという感じが否めません。PSVitaの特徴である、多くのハードキーを生かしての操作ができないだけで無く、ウォークマンのようなタッチ操作を生かした操作ができるわけでも無いという中途半端さに唖然としました。機能的にもPSPでは当たり前のようにできていた早見再生機能だけで無く、チャプター飛ばしもできないあり得ない仕様。いくら有機ELを搭載し綺麗な動画が見ることができるといっても、この辺が改善されなければ使う気にもなりません。早期アップデートで改善されることを期待します。


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