小さく軽く水にも強くなった、デジタル録画双眼鏡「DEV-50V」、ファーストインプレッション
従来機比(『DEV-3』)約30%の小型・軽量化を実現し、新たに防塵・防滴に対応したデジタル録画双眼鏡の上位機種『DEV-50V』を、ソニーさんより3日間お借りすることが出来ましたので、簡単にご紹介したいと思います。
デジタル録画双眼鏡「DEV-50V」
ソニーストア販売価格:168,000円(税込)
ソニーポイント:8,400ポイント
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デジタル録画双眼鏡「DEV-30」
ソニーストア販売価格:128,000円(税込)
ソニーポイント:6,400ポイント
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【プレスリリース】
約30%の小型・軽量化と防塵・防滴対応した「デジタル録画双眼鏡」2機種を発売
本体パッケージ。
ハンディカムやサイバーショット、αなど、ホワイトとブラックを基調としたパッケージに統一されていますがこの商品は違います。
エコパッケージのような感じで、なかなかカッコイイですよね。
本体付属品。
やたらとアクセサリーが付属していますね。
上位モデルの『DEV-50V』にのみ付属するのが、キャリングケース・ファインダーキャップ・大型アイカップの3点セット。
アイカップはかなり大きいこともあり、周辺の光をほぼカットしてくれるためより双眼鏡をのぞくのに没頭できるのですが、いかんせんデカイ!
専用のキャリングケースには、装着したままの状態で格納することは勿論出来ません。
アイカップを逆向きにセットすれば入らないこともないですが、私が不器用なためか、キャリングケースに入れる際、アイカップがめくり上がってうまく格納することが出来ませんでした^^;
なんか、コツがあるんですかね。
ファインダーキャップとレンズキャップを取り付けてみました。こちらは簡単に取り付けることが出来ます。レンズキャップを付けると、ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」に少し似ていますね^^
では本体周りを見ていきます。
前機種『DEV-3』は、ディーラーコンベンションで触ったくらいで、実際に実機を確認する機会はほとんど無かったのですが、軽く小さくなっているのはすぐに実感できるくらい小型化されています。
『DEV-3』の最大の欠点は、その大きさ重さにあると思っていましたので、ここが大きく改善されたのは大きな進歩といえそうです。
操作は本体上部にあるボタンを駆使して行うことになります。
写真右側から、ズームレバー、PHOTO(フォト)ボタン、電源ボタン、モード切り替えボタン、IPD ADJダイヤル、再生ボタン、FINDER 2D/3D(ファインダー表示切り換え)ボタン、マルチセレクター、動画録画開始/停止ボタン。
IPD ADJダイヤルは、ダイヤルを回すことで、自分の眼幅にファインダーの間隔を合わせる際に使います。合わせ方は初期設定時に実際にファインダーをのぞきつつ表示位置を確認しながら行うことになります。
設定を変えたり撮影した画像を見たりするのにも、全てファインダーをのぞく必要があるのが使っていて少し面倒でしたね。出来れば設定や再生用のモニターなどがあればよかったのでしょうが、そうすると重くなって可搬性が悪くなるんですよね・・・。
一応アクセサリーとしてクリップオンLCDモニター「CLM-V55」が用意されていますので、どうしても液晶画面が欲しいという方は、こちらの商品を利用してねって事なんでしょう。
クリップオンLCDモニター「CLM-V55」
ソニーストア販売価格:37,800円(税込)
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視度調整は左右に設置されているので、それぞれ調整することが可能。
真ん中にあるのはマニュアルボタン、マニュアルダイヤルで、フォーカスやカメラの明るさ、3Dでの奥行き調整など様々な設定を変更することが出来ます。ハンディカムにも搭載されていますよね。
三脚穴ももちろんありますし、動画録画開始/停止ボタンがファインダー横にも設置されています。実際使ってみると分かるかと思うのですが、双眼鏡上部のボタンを使うよりこちらのボタンを使った方が圧倒的に使いやすいですね。
防塵防滴仕様になったため、入出力系の端子は全てカバー内に設置されています。なのでマイク端子やヘッドホン端子などを使用しながらの撮影では、埃や水滴が侵入しないよう注意しながら撮影する必要がありそうですね。
バッテリーやメモリーカードの挿入口は、双眼鏡底面に設置されています。
バッテリーはハンディカムで使用されているものと同じで「NP-FV70」が付属されています。写真を見て分かるとおり、更に大容量となる「NP-FV100」を使うことも可能です。
実際に『DEV-50V』を使って撮影したのが、以下の動画。
ハンディカムに比べると、ファインダーをしっかりのぞきながら撮影できるので、撮りたい被写体をしっかり抑えながら撮影することが出来ますね。
ファインダーも、高解像度(約236万ドット)のXGAタイプ有機ELデバイスを採用しているので、ハンディカムに搭載されているファインダーと比べても段違いに見やすいのも特徴ですね。両手でしっかり支えながら撮影しているので、「空間光学手ぶれ補正」ほどではないですが、ある程度手ぶれを抑えながら撮影することも出来ています。
以上、デジタル録画双眼鏡「DEV-50V」の簡単なレビューでした。
素早いズームアップとピント合わせで双眼鏡としても使い勝手がいいだけでなく、写真や動画も撮影できるので、使ってみるとこれが実に楽しいんですよね!
野鳥観察や山登りのお供として持ち歩くと、今まで以上に楽しくなること間違いなしですね。
せっかく借りることが出来たデジタル双眼鏡「DEV-50V」ですが、使いこなしたというほど使うことが出来なかったのが非常に心残りですね。3D機能に至っては全く使っていませんしね。
また今度お借りできる機会があれば、もう少し突っ込んだ使い方をしたいと思います。
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