意外と簡単!!?初めての花火撮影に挑戦!
花火撮影ってイメージ的に写真上級者が撮影しないとうまく撮れないというイメージありませんか?
でも実際挑戦してみると、意外に簡単に撮影することが出来るんですよね。てことで今回は、その撮影方法を簡単にご紹介したいと思います。
っと、冒頭でえらそうなことをいっているのですが、実は"α"ユーザーさんが集うギャラリー&コミュニティサイト「α cafe」で掲載されている『α cafe College「今年こそちゃんと花火を撮る」』を見て、書いてあるとおり実行しただけなんですね^^;
実際、私はここだけを読んで撮影に挑みました。
後で紹介させて頂きますが、自分でもビックリするほどキレイに撮ることが出来ましたので、花火撮影に挑戦しようと考えている方は、一読の価値ありです!
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用意するもの
ではまず、花火撮影に必要な機材から見ていきましょう。
カメラ・レンズは言うまでも無く必要ですが、その他にも必要な機材は色々あります。特に三脚は花火撮影では必ず必要になる機材の1つ。
なぜなら花火撮影では、シャッターを開けっ放しにして撮影する長時間露光が必要となってくるからです。長時間露光はカメラを動かすこと、手ぶれは厳禁ですので、三脚は必ず必要というわけです。
リモコンやレリーズもシャッターを押す際にブレを抑えることが出来ますので、できれば用意しておきたい機材の一つ。
レリーズ とは・・・ カメラのシャッターの開閉を遠隔で操作する器具。 一般的には、ぶれを防ぐのに用いるケーブルレリーズを指す。
いざという時の予備バッテリーもお忘れ無く。
てことで、今回私が花火を撮影するにあたって持っていた機材たちはこちら。
カメラはレリーズが装着可能な「α77」、レンズは広角撮影が可能な「SAL16105」をチョイス。
デジタル一眼カメラ「α77」
ソニーストア販売価格:118,000円(税込)~
ソニーポイント:11,800ポイント~
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ズームレンズ「SAL16105」(DT 16-105mm F3.5-5.6)
ソニーストア販売価格:58,800円(税込)
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軽くて小さいミラーレス一眼「NEX-6」も考えたのですが、レリーズを使うことができず、更に遠隔操作可能なリモートコマンダー「RMT-DSLR2」も持っていなかったので、今回は「α77」を選択しました。
こういう場面に備えて購入しておかないと駄目でしたね・・・。ちょっと反省。
リモートコマンダー「RMT-DSLR2」
ソニーストア販売価格:2,880円(税込)
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純正のリモートコマンダーは多機能なのですが、花火用として購入するには多機能でなくてもいいんですよね。てことで、何か代わりになるものがないかamazonを見ていると、シャッター制御に絞った(ほぼ)ワンコインで購入出来るリモコンを発見!!
今回の撮影で改めてリモコンの必要性を勉強できましたので、「NEX-6」用に1つ購入しておきました^^安くていいですよね、これ。
レリーズはミノルタ「RC-1000」。以前店頭で購入したものです^^
こちらもシャッター制御だけの簡単なレリーズですが、シャッターをロックできるので、「BULB(バルブ)」撮影に便利なのが売りですね。
バルブ撮影とは・・・ 1秒よりも長いシャッタースピードの時、シャッターボタンを押している間中シャッターが開く機能のこと
もちろん最新のソニー製一眼カメラ「α77」でも動作可能です。
三脚はカメラ(α77)用に1脚、ハンディカム用にミニ三脚を1脚を持参することに。
このミニ三脚は、万が一人がいっぱいで三脚を設置できない場合でも、グリップをしっかり握りながら撮影できるハンディタイプにもなるので、手振れを極力抑えたいこういった場面では、かなり有効な三脚となるはず!!?
小さくて軽いのも特徴ですね!
撮影前のカメラの設定
いよいよ花火をキレイに撮るためのカメラの設定をしていきます。色々設定ポイントがあるので、出来れば明るいうちに花火会場に行って設定しておいた方がいいかもしれませんね。
M(マニュアル)、BULB(バルブ)に設定
まず撮影モードを『M(マニュアル)』に設定します。『M(マニュアル)』とは、絞り(F値)・シャッタースピード共に自分で設定出来るモードです。
次にシャッター速度を『BULB(バルブ)』に設定します。
BULBに設定することで、シャッターボタンを押している間中シャッターが開きっぱなしになり、ボタンを戻すとシャッターが閉じるといった制御が可能になります。何秒でも自由にシャッターを開くことができるので、打ち上がってから花火が開くまでを写し取ることが出来るってわけですね。
絞り値はF11〜F16
花火撮影では、絞り値(F値)はF11ぐらいが基本だそうですが、花火の明るさに合わせて、F11〜F16ぐらいの間で絞りを変えてみてもいいそうです。
感度はISO 100
ISO感度も「AUTO」ではなく、自分で設定します。花火撮影では、「ISO 100」が基本だそうです。
長秒時ノイズリダクション・手ぶれ補正はOFF
花火撮影では「長秒時ノイズリダクション」を【入】にしておくと、シャッターを切る度にノイズリダクション処理が入ってしまい時間がかかってしまいます。これではシャッターチャンスを逃すことになるので、【切】に設定しておく方がいいでしょう。
三脚で固定しているので手ぶれの心配はありません。逆に【入】のまま撮影すると描写が甘くなり、花火の光跡がくっきり写らないことがあるそうです。なんで、手ぶれ補正は【切】にしておく方がいいかもしれませんね。
ピントはマニュアルフォーカス
夜空に上がる花火をオートフォーカスで撮影するのは至難の業です。ですのでピントはMF(マニュアルフォーカス) にして、自分で設定しておきます。ピント位置は【無限遠(∞)】がおすすめです。
いざ!撮影
用意が出来たらいよいよ撮影です。
手持ちでテスト撮影してみて大まかに構図を決めた後、三脚にしっかりと固定します。
撮影の時はカメラが上向きになるので液晶が見にくくなるのですが、「α77」に搭載されている「3軸チルト液晶モニター」なら、自在に液晶モニターの向きを設定出来るのが最高に使いやすかったです。
シャッターを切るタイミングですが、花火が上がってからシャッターボタンを押すと、花火の中心の爆発点や打ち上げの軌跡が写りません。どのタイミングで取り始めるかはなかなか難しいのですが、目安的には、ドンという発射音と同時にシャッターボタンを押すのがコツだそうです。
シャッターを押しっぱなしにしてシャッターを閉じるタイミングは、4秒から長くて10秒程度。あまり長くシャッターを開けると露出オーバーになってしましますので注意が必要ですね。
シャッターを押すタイミングと閉じるタイミングの目安はあくまで目安で、はっきりいって経験がものをいう世界ですね。何度も何度も花火を撮影していくことで、コツが分かっていくものだと思います。
てことで、『α cafe College「今年こそちゃんと花火を撮る」』を参考に、上記の事項を実行して撮影したのが下の写真。
初めて挑戦した割にはなかなかの写真が撮れたと思っているのですがどうでしょうか?
設定自体もそんなに難しいものではないですので、機会があれば挑戦してみてはどうでしょうか?
私ももっと勉強して、もっとキレイな花火写真が撮れるよう精進していきたいと思います^^
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先日、横浜の花火大会の時はリモコンが無かったので
シャッタースピードを4秒と6秒にして撮ってましたww
99で使うので、ズームボタンは要らないので
500円の安いヤツをポチりました。
あ、色々検索しながらポチったので
もしかしたらこちらのページからアマゾンに飛んでないかもです、、、
また有意義なつぶやきをお願いします♪
by YM (2013-08-13 12:01)
YMさん、こんにちは^^
私も500円のポチリました。
今日あたり家に届いてると思います^^
アマゾンはあまり気にしなくていいですよ、形式上記載しているだけなので。お気遣いありがとうございます。
横浜の花火大会はいいですよね。3年前まで横浜に住んでいたので毎年楽しみにしてました^^
by shige (2013-08-13 16:43)
かなり迫力のある絵になっていますね
by moto_mach (2013-08-14 06:19)
moto_machさん、こんにちは♪
お褒めの言葉ありがとうございます。
来年はもっと勉強して、もう少しいい写真を撮れる頑張りたいですね^^
by shige (2013-08-15 06:14)