【製品レビュー】フルサイズセンサー対応マウントアダプター「LA-EA4」、開梱・使用感レビュー：shigeのつぶやき日記：So-netブログ

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【製品レビュー】フルサイズセンサー対応マウントアダプター「LA-EA4」、開梱・使用感レビュー　[一眼カメラ "α" 関連] [編集]

トランスルーセントミラー・テクノロジーを搭載した、35mmフルサイズセンサー対応のマウントアダプター「LA-EA4」を購入しましたので、開梱の様子と簡単な使用感をお伝えしたいと思います。

　マウントアダプター「LA-EA4」
　　ソニーストア販売価格：33,800円（税込）
　　　⇒　商品詳細はこちら

マウントアダプター「LA-EA4」とは何ぞや

まずはマウントアダプター「LA-EA4」とは何ぞやとというところから説明させて頂きます。

マウントアダプター「LA-EA4」は、ソニー独自開発のトランスルーセントミラー・テクノロジーを搭載した、35mmフルサイズセンサー対応のマウントアダプター。EマウントカメラボディにすべてのAマウントレンズを装着できるだけでなく、静止画・動画を問わず、高速・高精度なTTL位相差検出方式AFが働くため、決定的な瞬間を逃さずとらえる事が出来るという、素晴らしいアクセサリー。

Aマウント資産をお持ちの方にとっては、必須のアクセサリーというわけですね。ただしAマウントは、手ぶれ補正機能をレンズ側に持たない構造のため、マウントアダプター経由では全てのレンズが手ぶれ補正が効きませんので、ココは注意する必要があります。

手ぶれ補正に話については、以下のエントリーをご参考ください。

【関連blogエントリー】
　[13.10.23 当店blogエントリー]
　・フルサイズミラーレス一眼「α7シリーズ」の手ぶれ補正の話

早速開梱

本体パッケージと同梱資料。

黄色い紙の冊子には、マウントアダプターについての取扱方が記載されています。トランスルーセントミラーがむき出しになっていますので、手で触ったりしないよう、注意して下さいと、至極当たり前のことが記載されています。

マウントアダプター専用ケース。APS-C対応のマウントアダプター「LA-EA2」も、こういった専用ケースに格納されていましたよね。

少し軽くなった「LA-EA4」

形状的にはAPS-C対応のマウントアダプター「LA-EA2」とほぼ同じで、三脚穴もしっかり装備されていますので、少し重いAマウントレンズを装着する時など、マウントアダプターに直接三脚などを設置することも可能です。
　マウントアダプター比較


	大きさ	質量
フルサイズ対応「LA-EA4」	約幅78.5×高さ86.5×奥行44.5mm	約160g
APS-C対応「LA-EA2」	約幅78.5×高さ86.5×奥行44mm	約200g

フルサイズ対応になったことで大きく重くなったと思いきや、実は小さく軽くなっているんですよね。ちょっと意外な結果ですよね。

ミラーが大きい！

ボディキャップ・レンズリヤキャップを外してみました。

透過式ミラーの「トランスルーセントミラー」ですので、向こう側が透けているのが確認できます。それにしても大きくなりましたよね！

愛用の2本のAマウントレンズ

手持ちのAマウントで今回テストするレンズは、「SAL50F14」と「SAL16105」。

　単焦点レンズ（50mm F1.4）「SAL50F14」
　　ソニーストア販売価格：42,000円（税込）
　　　⇒　商品詳細はこちら
　　　⇒　対応商品・アクセサリーはこちら

　ズームレンズ（DT 16-105mm F3.5-5.6）「SAL16105」
　　ソニーストア販売価格：58,800円（税込）
　　　⇒　商品詳細はこちら
　　　⇒　対応商品・アクセサリーはこちら

「SAL50F14」は開放F値1.4という明るさが魅力の大口径標準レンズ。α200で一眼レビューして1年後に出会った、単焦点のボケ味に魅了され衝動買いした思い出のレンズ。

「SAL16105」は広角24mmから望遠157.5mm相当までをカバーする、APS-Cフォーマットのデジタル一眼レフカメラ専用標準ズームレンズ。その幅広い撮影エリアと解像感ある写真が撮れるという理由で、常用していたレンズ。

どちらも価格のわりに素晴らしい写真が撮影可能なオススメレンズですね^^

ただ単焦点レンズ「SAL50F14」は、APS-Cでは、中望遠75mm相当となることから、あまり使用する機会が無かったのが実情。だったんですが。フルサイズ対応レンズですので「LA-EA4」に装着することで50mm標準レンズとして使用することが可能になります。ようやくこのレンズの本領が発揮されるというわけです。

「SAL50F14」をマウントアダプターに装着

まずは「SAL50F14」を装着。

「SAL50F14」自体が短いレンズですので、マウントアダプターを装着しているわりにはコンパクトなシステムといえそうです。全長でいうと、キットレンズである「SEL2870」より短いため、取り回しはかなり良さそうですね。

開放で撮影してみました。キレイにボケていますね^^

「SAL16105」をマウントアダプターに装着

「SAL16105」を装着してみました。見ての通り、異常に装着時のバランスがよく、マウントアダプター部だけで自立することができます^^

APS-C専用レンズであるため、このレンズを装着して撮影するとクロップされるため、「α7」なら1,000万画素で撮影されることになります。周辺が光量落ちしていますね。

APS-C撮影機能をOFFにすると、フルサイズで撮影することができますが、望遠・広角共に丸いフチ付写真となってしまいます。このレンズでは、クロップ撮影している方が幸せになりそうですね。

NEX-6などでももちろん使用可能！

なおフルサイズセンサー対応マウントアダプター「LA-EA4」ですが、「NEX-6」などのAPS-Cサイズ搭載のミラーレス一眼でも、問題なく使用頂けます。

私のように「LA-EA2」を持っていない方にとっては、2度美味しいアクセサリーと言えそうです。

フルサイズ専用Eマウントレンズは「SEL35F28Z」しか販売されていない為、「α7シリーズ」でAFが作動するフルサイズレンズが少ないのが現状。

なので、マウントアダプター経由でフルサイズ対応Aマウントレンズを使用するって方はかなり多いかと思います。私もその一人ですしね。

当店の販売実績でも、実に多くの方が「LA-EA4」を一緒に購入されています。使ってみるとAFも早く、使い勝手も抜群ですので、Aマウント資産をお持ちの方は購入する価値は十分あると言えそうです。

以上、フルサイズセンサー対応マウントアダプター「LA-EA4」の開梱・使用感レビューでした。