【製品レビュー】サイバーショット『RX10Ⅲ』、開梱フォトレビュー! [サイバーショット関連]
光学25倍の24mm~600mmとあらゆる画角を、F2.4~4という明るいレンズで撮影可能なサイバーショット『RX10Ⅲ』が遂に発売開始。
600mmという望遠機能に惹かれ、一眼のサブ機として非常に魅力を感じたので購入しましたので、早速恒例の開梱フォトレビューをお送りしたいと思います。
デジタルスチルカメラ“サイバーショット”『DSC-RX10M3』
ソニーストア販売価格:166,880 円+税
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早速開梱、中身をチェクだ!
まずはパッケージ、『RX10Ⅱ』のパッケージと並べてみました。
ご覧の通り、パッケージからしてその差は歴然。かなり大きくなっています。
こちらが同梱資料と付属品。
こちらはぱっと見、『RX10Ⅱ』と同じように見えますが、ストラップとACアダプターの種類が変更されています。
ストラップは並べて見るとよく分かりますが、デザインや素材など大きく変更されています。
これはRXシリーズだけの話では無く『α6300』でも同様で、ストラップが柔らかい生地に変更となっていて、手にくるくる巻いて持ち歩ける素材となっています。
ACアダプターもよりコンパクトな物になった他、出力も0.5Aから1.5Aにアップしておりより使いやすいモノへとなりました。
外観チェックだ!
『RX10Ⅱ』を使っていたモノとしては、最初はそのサイズ感に圧倒されましたが、600mmのレンズを搭載しているのですから、それは大きくもなりますよね。
搭載されているレンズは、新開発の「24-600mm、ZEISS バリオ・ゾナー T* F2.4-4.0」の大口径高倍率ズームレンズ。
前から撮影すると、レンズで本体がほぼ見えなくなるほど迫力満点のレンズとなっています。レンズ口径は72mm。
レンズには3つのリングが搭載されていて、レンズ先端から、フォーカスリング、ズームリング、絞りリング。
但し フォーカスリング、ズームリングに関しては、設定でリングの割り当てを変更する事も可能。それぞれの回転方向を好みに変更することも出来るので、メイン機として使っているカメラメーカーの設定に合わせるといった使い方も。
本体下部には、フォーカス設定を変更するダイヤルを搭載。Eマウント機ではあまり馴染みのないダイヤルですが、あればそれなりに便利。
ただ最近Eマウント機しか使わなくなったので、どうしても(ファンクション内の)設定で変更する癖が付いているので、慣れるまでは少し違和感があるかもしれませんね。
あ、そうそう、レンズにはフォーカスロックボタンもあります。フォーカスロックを使う予定の無い方は、このボタンに好きな機能を割り当てる事も可能です。
液晶可動域はこんな感じ。
『α77』のような3軸タイプではありませんが、手前にグッと引き出す事が可能になっています。
実はこの引き出す事が出来るというのは『RX10』シリーズでは非常に重要な事で、
普通にローアングルで撮影する場合、ファインダーが出っ張っている影響で、このように液晶の一部がファインダーにかぶってしまうんですよね。
なので液晶を引き出す事で、ローアングル撮影時でもしっかり画角を確認して撮影する事が出来るようになります。
↑ 写真は『RX10Ⅱ』のものですが、αシリーズとSDを挿入する向きが反対だったんですよね。
これが実に違和感があったのですが、『RX10Ⅲ』では、αシリーズと同じ向きに統一されたようです。
個人的にはこの部分がずっと謎仕様でしたので、なんかスッキリした感じがします^^
フードを装着してみました。
見た感じの印象がぐっと一眼ぽくなっていいのですが、机に置いたときなどに、水平では無く若干上向きになってしまいます。
机において撮影する際は、フードを外して撮影する事をオススメします。
上が広角24mm、下が600mm時のレンズの状態。
電源を投入するだけで、レンズが少し繰り出し、最望遠600mmともなるとかなりの長さになります。望遠撮影時は特に、レンズが接触することがないよう注意する必要がありそうです。
境筒には、焦点距離の目安となるメモリが付いています。
『RX10Ⅱ』と外観比較だ!
見ての通り、『RX10Ⅱ』と比較すると一回り以上大き区なっているのが分かります。特にレンズの太さが全然違いますね。
RX10Ⅲ | RX10Ⅱ | |
---|---|---|
レンズ口径 | ||
外形寸法(幅×高さ×奥行) | ||
質量 |
『RX10Ⅱ』とのサイズ比較は上記の通り。
さすがに600mmまでの望遠撮影に対応した事で、レンズはより大きな物になっています。
その代わりに、2つのレンズリングやフォーカスロックボタンなどが追加となった事で、より使いやすいカメラに進化しています。
グリップもより太くなった事で、ホールド感は向上していると言えますし、カスタムボタンが追加されるなどの進化も。
本体やレンズがただ単に大きく、太くなっただけでは無く、より使いやすく進化している点は、流石といわざる終えません。
F4で600mmのレンズって想像するだけで、その重量は相当なモノになると想像していたのですが、『RX10Ⅲ』の実機を触ってみてひと安心。『RX10Ⅱ』とさほど変化無く、これならサブカメラとしての用途でも十分許容範囲でしょう。
早速このカメラを持っていろいろ撮影してみましたが、600mmという超望遠域だけでなく、強烈なテレマクロ、ボケ味、解像感、素晴らしいの一言です。
一眼カメラで600mmを実現しようとすると、それはもう大砲のような超巨大なレンズになりますし、お値段も100万じゃ収まらない可能性が大ですからね。それが20万以下でで購入出来るってんですから、ある意味バーゲン価格といってもいいかもしれませんよね。
このカメラをメインカメラとして使用される方は、もはや一眼カメラは必要ないのでは無いかと思えるほど。
以上、『RX10Ⅲ』の開梱フォトレポートでした。次回は600mmの威力とテレマクロの作例なんかをご紹介したいと思います。
超望遠と高速撮影で、表現をさらに自由に
新開発24-600mm F2.4-4.0の大口径・高倍率ズームレンズ搭載
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