【製品レビュー】圧倒的な望遠性能!サイバーショット『RX10Ⅲ』で600mmの世界を体験してみた!! [サイバーショット関連]
光学25倍の24mm~600mmとあらゆる画角を、F2.4~4という明るいレンズで撮影可能なサイバーショット『RX10Ⅲ』。
とはいえ、ひとえに600mmといってもどのくらいの望遠撮影が可能なのか、パッと想像できませんよね。てことで実機で軽くテストしてきましたので、今回はその様子をお伝えしたいと思います。
デジタルスチルカメラ“サイバーショット”『DSC-RX10M3』
ソニーストア販売価格:166,880 円+税
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まずは広角24mmでの撮影。
望遠能力のみ注視されがちですが、24mmの広角撮影もしっかり撮影出来ます。
望遠200mmでの撮影。
『RX10Ⅱ』はこの距離までの望遠性能でしたが、解放F2.8での撮影が可能なのが大きな特徴。『RX10Ⅲ』ではF4での撮影となってしまいます。
望遠600mmでの撮影。
一番最初の広角24mmでは全く確認できませんが、実は窓の下にハトがいたんですよね。ちなみにこの600mmでの撮影でも、F4という明るさで撮影出来ます。
ここからはデジタルズーム域。
上の写真が超解像ズーム2倍、35mm換算1200mmでの撮影、下の写真がデジタルズームズーム4倍、35mm換算2400mmでの撮影です。
ここまで寄るとハトの表情まで確認できます^^
さすがに少しざらつきが気になりますが、破綻しているというわけではなく、全然使える範囲かと思います。
写真家の馬場先生がよくセミナーなどで「ソニーのデジタルズームは使えるズーム」といっておられますが、この写真を見るとなるほどと思わせてくれますね。
このように、被写体をグッと引き寄せて撮影する圧倒的な望遠撮影能力が当機で一番のセールスポイントであるのは間違いないですが、このカメラ、実はそれだけでは無いんです^^
超望遠600mmかつF4という明るさを実現しながらも、レンズ先端からの72cmでのテレマクロ的な撮影もできるんです。
試してみましょう。
上が広角24mmでの撮影、下が600mmでの撮影。画面中央のネコの置物を1mほど離れた地点から撮影してみます。
ズドン!っとねこの置物を大きく映し出す事が出来ました。テレマクロらしく背景がキレイにボケているのも見事!
もういっちょ。上が広角24mmでの撮影、下が600mmでの撮影。こちらはメジャーで、72cmしっかり計って撮影しています。
うん、これも背景がキレイにボケていますよね、スピーカー前面のパンチ穴がしっかり解像されてかつ、この背景のボケ味・・・たまりませんね^^
600mmという圧倒的なズーム域の威力に加え、キレイなボケ味も素晴らしいテレマクロ。
ただ単に望遠性能が素晴らしいだけではなく、1.0型センサー+ツァイスレンズで撮影した写真は、どれもコンデジとはかけ離れたクオリティで、「α7シリーズ」の弱い望遠領域での撮影をサポートするサブカメラとしても、間違いなく納得していただけるカメラだと思います。
逆に怖いのが、サブ機でなくメイン機でご使用をお考えの方。
このカメラ持っていると、一眼カメラへの移行を考える方は少なくなるかもしれませんね、1台で24mm~600mmの領域が高画質で撮影出来ますからね^^;
↑ カメラ屋としては痛し痒しなカメラとも言えますねw
てことで、『RX10Ⅲ』の望遠性能テストでした。
超望遠と高速撮影で、表現をさらに自由に
新開発24-600mm F2.4-4.0の大口径・高倍率ズームレンズ搭載
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2016-06-03 19:39
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