【ストアレポート】テレビの音声も高音質に!ワイヤレススピーカー『SRS-ZR7』実機フォトレビュー! [ヘッドホン・スピーカー・ホームシアター関連]
豊かな音の広がりを楽しめるハイレゾ音源の再生や、Wi-Fi接続による音楽配信サービスや機器連携などを楽しめ、ソニーのワイヤレススピーカーとしては初めてHDMI端子を搭載した、据え置き型高音質ワイヤレススピーカー 『SRS-ZR7』。
その実機がソニーストア大阪での展示を始めたという事で、早速その実力を体験してきましたよ。
ワイヤレススピーカー『SRS-ZR7』
ソニーストア販売価格:39,880 円+税
カラーバリエーション:ブラック/ホワイト
⇒ 商品詳細はこちら
【プレスリリース】
ハイレゾ音源や音楽配信サービスに対応した、据え置き型 高音質ワイヤレススピーカーを発売
※ ソニーストア大阪での商品のカメラ撮影は禁止されています。今回はストアさんのご好意で許可を頂いた上撮影しています。ご理解の程よろしくお願いいたします。
まずは外観チェック!
ソニーストア大阪では、オーディオコーナーの一角に展示されていました。基本的には新製品は、入り口近くに配置される事が多いので、どこに展示されているのか、若干探してしまいました^^;
では外観をじっくり見ていきます。
まずは本体天面。
「Xperia Z5」の背面のようなガラス素材で、なかなか高級感があります。反面、上位機種『SRS-X99』ほどではありませんが、指紋はかなり目立ちますね。
天面左上には、
・電源ボタン
・ボリュームボタン(+、-)
・Functionボタン
があります。
ボタンは電源以外はタッチセンサー式で、クリック感がないタイプです。
天面中央にはNFC、その上には現在選択している入力先を表示するエリアがあります。この表示の仕方は『SRS-X99』に似ていますが、『SRS-ZR7』ではあくまで表示しているだけで、実際は『SRS-HG1』と同じく「functionボタン」を押して切り替える仕様となっています。
入出力端子は裏面にまとめられており、
【裏面左側】
・DC IN 電源端子
・AUDIO IN 端子
・USB-A端子
【裏面右側】
・STEREO PAIRボタン
・SET UPボタン
・UPDATE/WPSボタン
・LAN端子
・HDMI端子
・USB-B端子
と豊富なインターフェースを搭載。壁掛け用の接続穴も用意されているところが憎いですね^^
底面には、グリル取り外しレバーを搭載しているのも『SRS-HG1』と同じですね。
試しにグリルを外してみました。
強化された磁気回路とハイレゾ再生に最適な振動板を採用した45mm口径サテライトスピーカー、62mmサブウーファーが各2つ、写真では見えませんが、背面にある大型のパッシブラジエーターを搭載するなど、重低音から中低域まで歯切れよく、かつ量感のある低域再生を実現しています。
音波の反射を抑える、なめらかな稜線(りょうせん)デザインが高級感がありますよね。
この稜線デザインが、スピーカー本体の表面を伝わってくる音や、フレーム端面で音が反射する回折現象を減少させ、本来の音への不要な干渉を防ぐそうです。
ホワイトモデルはこんな感じ。実機を見る限り、個人的にはこちらの方が好みですね。
ブラックモデルと比較すると、指紋が目立ちにくいのもGood!
但し、モード表示は、文字が同化して少し見にくいですね。
他機種と比較してみよう!
本体の大きさがどのくらいのモノか、この機種の購入をお考えの方にとっては気になる所かと思います。
て事で、同じワイヤレススピーカーの『SRS-X99』と『SRS-HG1』と比較してどのくらいのサイズ感なのか確認してきました。
ワイヤレススピーカー「SRS-X99」
ソニーストア販売価格:71,880円+税
⇒ 商品詳細はこちら
ワイヤレスポータブルスピーカー h.ear go 『SRS-HG1』
ソニーストア販売価格:27,380円+税
カラーバリエーション:ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコールブラック、ライムイエロー、ボルドーピンク
⇒ 商品詳細はこちら
ちなみに使用上のサイズ・質量の違いは以下の通り。
『SRS-ZR7』 | 『SRS-X99』 | 『SRS-HG1』 | |
---|---|---|---|
外形寸法(幅×高さ×奥行) | |||
質量 |
まずは『SRS-X99』との比較。
天面がガラス素材を使っているなど、本体の質感は両機種よく似ていますが、質量の差もさることながらサイズもさすがにかなりの違いがあります。
見ての通り『SRS-ZR7』はツゥイーターが搭載されていませんので、高音域の出力や音場の広さなどで、音質的に差が出そうですね。
次は『SRS-HG1』との比較。
サイズ的にはちょうど、『SRS-ZR7』と『SRS-X99』とのサイズ差くらいの違いがあります。
少しサイズの違いはありますが、劇的にサイズが違うというわけでは無いので、家の中で使うという用途的には、『SRS-ZR7』の方が音質的にも優れているのでオススメです。
また『SRS-ZR7』は、インターフェース的にもHDMI端子が追加になっているのでテレビの音質を向上させる事も可能。
普段はテレビの音声を、音楽を聞きたいときはウォークマンやネットワーク経由で音楽を楽しむといった使い方も出来ますので、家庭内での使用においては使い勝手的にも良さそうですよね。
スピーカーのグリルを外してみるとより理解できるのですが、『SRS-ZR7』には2機の62mmサブウーファーが搭載されています。ですので、低音の切れなどは全然違いますね。
ちなみに『SRS-ZR7』には、『SRS-HG1』に搭載されている「Extra Bass」という機能は搭載されていません。
サブウーハーを搭載する『SRS-Z7』には、低域を強化する「Extra Bass」は必要ないって事でしょう。見た目は似ていても、スピーカーとしての作りが全然違うって事ですね。
テレビにつなげて聴いてみよう!
当機の特徴の1つ、HDMI経由でテレビにつないだらどうなるのか、ストア大阪のスタイリストさんに頼み込んで体験させていただきました。
やり方ですが、まずはスマホアプリ「SongPal」にて、「HDMI機器制御」がオンになっている事を確認します。
後は、テレビ側のオーディオリターンチャンネル(ARC)対応のHDMI端子と本機のHDMI端子を接続するだけ。これだけで、スピーカーから高音質な音声を出力する事が出来ます。
※ オーディオリターンチャンネル(ARC)機能とは、HDMIケーブル(別売)を通して、テレビの音声をテレビのHDMI端子からオーディオ機器へ送る機能のこと
もちろんテレビのリモコンから音量を調整する事も出来ます。テレビの貧弱な音声に辟易している方は、このスピーカーはかなりイイ買い物になるかもしれませんね。
時間の関係上、あまり音質をチェックできなかったのですが、それでも『SRS-HG1』の音質と違う事はすぐに分かるレベルで、当機の特徴の1つであるHDMI経由での音声出力も予想以上にいい出来でしたね。
2台揃えれば、ステレオ出力も出来更に、対応アンプとの接続でワイヤレスリアスピーカーにする事も出来るなど、幅広い使い方が出来るのが本機の魅力ですよね。
「音楽もテレビも高音質にしたい」って方はジャストフィットな商品といえるかと思います。
以上、ワイヤレススピーカー『SRS-ZR7』実機フォトレビューでした。
開梱レポート記載しました。よろしければご覧ください。
⇒ テレビにもつながるアクティブスピーカー『SRS-ZR7』 開梱フォトレビュー
広がりのある迫力の2.2chサウンドでハイレゾが楽しめる
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