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究極の音質を体現した究極のウォークマン『NW-WM1Z』『NW-WM1A』登場! [ウォークマン・ICレコーダー関連]



IFAで発表されて以来、気になって仕方なかった方も多かったのでは無いでしょうか?

お待たせしました、音質をトコトン追求した究極のウォークマンともいえる、『WM1シリーズ』2機種が、無事日本市場でも投入されることが発表されました!

ソニーストアでは既に先行予約販売を開始しており、早くもオーダー受付が開始となっています。


 ウォークマン WM1シリーズ『NW-WM1Z』

  ソニーストア販売価格:299,880 円+税
  カラーバリエーション:ゴールド
   ⇒ 商品詳細はこちら


 ウォークマン WM1シリーズ『NW-WM1A』

  ソニーストア販売価格:119,880 円+税
  カラーバリエーション:ブラック
   ⇒ 商品詳細はこちら

【プレスリリース】
ソニーの技術とノウハウを結集した、フラッグシップモデル“Signature Series(シグネチャーシリーズ)” ステレオヘッドホン、ウォークマン®、ヘッドホンアンプを発売



極みを目指した高音質化設計

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WM1シリーズは、上位機種『NW-WM1Z』と下位機種『NW-WM1A』の2機種からなる、音の消え際の微小音までも再現できるような音質を追求したウォークマン。

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価格差がそのまま音質に影響するというのは否定できないところではありますが、各モデルには「音作りの方向性」がそれぞれ違うということも頭に入れておいた方がイイかもしれません。

『NW-WM1A』は、情報量・スピード感を体感できるような音作り、『NW-WM1Z』は繊細な空気感が漂うアコースティック感を体感できるような音作りとなっています。

私のようなロックを聴くことが多い方は『NW-WM1A』を購入するといった、想定した音作りにあったモデルを選ぶという購入の仕方もありますが、できれば、どちらのモデルが自分に合っているのかは、実際に試聴されて判断するべきかと思います。

両モデル共通して言えるのが、最高の音質を出力するためにあらゆる点で音質にこだわっているという点。

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『ZX2』にも搭載されていた、フルデジタルアンプ「S-Master HX」も、名前こそ一緒ですが中身は大幅に進化しています。

DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM再生(最大384kHz/32bit)性能が大幅に向上。

実用最大出力も、アンバランス接続時は従来比約4倍の60mW+60mW(16Ω)、バランス接続時には250mW+250mW(16Ω)と大幅に進化、これによりインピーダンスの高いヘッドホンも、ポタアンを通すことなく、ウォークマン単独でドライブすることができます

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音楽ファイルの高音域を補完するとともに、サンプリング周波数とビットレートを本来の数値より高めることで、CD(44.1kHz/16bit)以上の音質(192kHz/32bit-48kHz/32bit)に変換、ハイレゾ相当の音質で楽しむことが出来る「DSEE HX」も進化

曲のタイプに合わせてより最適に音質を補正する5つのモード(スタンダード/女性ボーカル/男性ボーカル/パーカッション/ストリングス)を追加することで、さらにクリアな躍動感あるサウンドを楽しむことが出来るようになっています。

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アナログアンプと同じ位相特性をDSPによる演算で再現することで、デジタルアンプでありながらアナログアンプに近い、十分な低音感が得る事が出来る「DCフェーズリニアライザー」も搭載、デジタルアンプでは出にくいといわれている低音感をも、しっかり表現することができるようになりました。

当機能による効果は、カーブの異なる6つのモードから好みに合わせて選択できます(OFFも選択可能)。

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高品質な信号処理により音質の微調整が可能。調整した設定値を複数保存が可能。

ボリューム調節のステップ数も『ZX2』の2倍の120ステップに増加、さらにゲインの切り替え(Normal/High)の設定も可能ですので、よりお使いのヘッドホンやイヤホンにあった調整が可能となっています。

バランス接続に対応

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ウォークマンとしては初となる、念願のバランス出力に対応したのもこのシリーズの大きな特徴。

バランス出力に対応した事で、左右の音を完全に分離し、グラウンドを介さずに音の信号を出力でき、ステレオ感に悪影響を与えるクロストーク(左右の信号の混信)を限りなく低減、ノイズの少ない低歪で繊細なサウンドを再現することが可能になりました。

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バランス接続のヘッドホンジャックには、JEITA統一規格となったΦ4.4mm規格を採用。

Φ4.4mm規格は、既存のバランス接続対応プラグに比べて機械強度に優れているとともに、断面積が十分取れるため抵抗値が低く抑えることが出来るメリットもあり、Φ3.5mm×2を採用をしていた『PHA-3』とは違う、ヘッドホンジャックを採用しています。

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また今回採用された日本ディックス製の高性能ヘッドホンジャック「Pentaconn」は、1端子あたり2接点を持つ構造により、通常のφ3.5mmよりも各チャンネルの抵抗値が近く、接触抵抗も低いので、音の解像度・広がり・奥行きを余すところなく表現できる非常に優れたデバイスだったことも、Φ4.4mm規格を採用した大きな決め手になったとのこと。

ジャックの端子に特殊銅合金を使ってもらったり、金メッキの下地メッキ用に非磁性体の材料を検討してもらうなど、ソニーの音質への思いを伝えつつ開発されていった、特別なジャック端子なんですよね。

各部パーツ・デザイン

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『ZX2』同様、高音質を追求したこだわりのパーツ選びはさらに高みに。

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『WM1Z』では、純度99.96%以上の無酸素銅を切削、さらに、接触抵抗の低減と酸化防止のために純度約99.7%の金メッキを施した筐体を採用。

1.8kgの塊からボディを作り出すって、とんでもない所業ですよね^^;

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『WM1A』では、『ZX2』と同じく、剛性に優れたアルミ切削筐体と無酸素銅プレートの組み合わせにより、大幅な低インピーダンス化を実現。

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筐体と基板の間に金メッキを施した無酸素銅プレート(純度約99.96%以上)を据え付けることで、インピーダンスを大幅に低減していたり、

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リアパネルに使用したコルソン系銅合金が透明感のある高域や力強い低域を実現しています。

『ZX2』ノリアパネルはステンレス製だったそうですが、コルソン系銅合金にすることで、導電率が約20倍にもなるうえ、剛性も兼ね備えた素材で、WM1シリーズの音質に多大な影響を与える結果となりました。。

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アンプからヘッドホンジャックへの線材に、低抵抗の無酸素銅ケーブル(OFCケーブル)を採用したのが『WM1A』、KIMBER KABLE(R)社との協力によって開発された4芯Braid(編み)構造のケーブルで接続するというとんでもないことをやってのけたのが『WM1Z』。

バランス出力にもアンバランス出力にも使用することで、表現力豊かで上品なサウンドを再現しています。

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さまざまな箇所に、ボーカルや楽器の伸びや透明感が向上し、引き締まった力強い低音域を再現する「新開発高分子コンデンサー」を新しく採用。

このコンデンサー、3年がかりでどんどんブラッシュアップされて仕上げられた、ウォークマンのために作られたといっても過言ではないという代物。

『WM1Z』と『WM1A』ででは、このコンデンサーが搭載されている数が違うそうで、音の方向性が違う両機をチューニングしていく過程でその差が生じたとのこと。

この辺りも、徹底した音への追及を感じることができますよね。

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他にも、瞬間的に大電力を供給できる「電気二重層キャパシタ」を『ZX2』の1.4倍に拡張させ、よりクリアで力強い低音域を実現していたり、

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オーディオブロックとデジタルブロックを上下に分離し外部への出力はデジタルのみの仕様に変更していたりと、音へのこだわりはやはり半端ないものとなっています。

刷新されたUI


『ZX2』ではOSにAndroidを採用していましたが、『WM1シリーズ』ではAndroidでは無く、『NW-A20シリーズ/ZX100』と同じ独自OSを採用。

独自OS自体は慣れれば操作感は悪くは無いのですが、タッチパネルが非搭載だったため、使い辛いと感じることもしばしば。

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その意をくみ取ってくれたのかは分かりませんが、『WM1シリーズ』では、4.0型 FWVGA(854×480ドット)のタッチパネル液晶を搭載、しかも音楽再生に特化した全く新しいUIを搭載し、よりスムーズに音楽を楽しめるような作りとなっています。

新UIのコンセプトは「再生画面をメインにする」

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再生画面がメイン画面として真ん中に配置。

そのメイン画面を取り囲むように、

 ・左側に【再生リスト】
 ・右側に【ブックマークリスト】
 ・上部に【ライブラリー】
 ・下部に【各種音質設定】

を配置することで、目的の曲をスムーズに検索でき、音質調整を手軽に行えるように設計されています。

タッチパネルありきのUIですが、頭の中でシミュレーションしてみると、これはこれでなかなか使いやすそうな気がします・・・とはいえ実機を触るまでは実の所は分からないのですが、今までの独自OSのUIよりはかなりイイと思います。

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更に画面下には、頻繁にアクセスするであろう「再生画面」や「ライブラリートップ」に、どの画面からでもジャンプできるショートカットボタンを設置。

思ったときにさっと再生画面に戻れるのはイイですよね。

後は音楽を目で体感できるようにしたところUIもこだわりの一つ。

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画面上部のボリューム表示エリアをタップすることで、ボリューム調節ダイアログを表示、大まかな音量調整も可能です。

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「再生画面」から下方向にフリックするだけで「各種音質設定画面」を表示することが可能、すべての音質設定を無効にしてダイレクトな音を再生するソースダイレクト機能も搭載しているので、ふと素の状態で楽曲を聴きたいと思ったときも、いちいち各種設定変更しなくていいのは便利ですよね。

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お持ちのヘッドホンの特性等に合わせて微調整が可能な「10バンドイコライザー」を搭載。

スライダー操作で大きく調整できるだけでなく、+/-ボタンで細かく微調整も可能ですので、自分好みの音質にスムーズに変更出来ます。

また、音の傾向(低音/中音/高音)も「トーンコントロール」機能を使えば、簡単に変更することも出来ます。

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ジャケット写真をメインにした通常の「音楽再生画面」の他に、“音の見える化”をテーマにした高レスポンス・高解像度な「スペクトラムアナライザー画面」と、懐かしい針の動きで躍動感を演出する「アナログレベルメーター画面」を用意。

そういえば昔のコンポって、こういう画面ありましたよね^^

そして締めはこちら。

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基本操作が可能な別売リモコン『RMT-NWS20』。


 リモートコマンダー『RMT-NWS20』

  ソニーストア販売価格:4,880 円+税
   ⇒ 商品詳細はこちら

ウォークマンをカバンなどに入れたまま、再生/停止/曲送り/曲戻し/音量調整などの操作を手元で行える優れもの。

また、省電力無線技術を採用しているため、充電を気にすることなく長期間の使用が可能なのも大きなポイント。

胸ポケットやヘッドホンケーブルなどに取り付けられるアタッチメントも付属するので、使いやすいところで固定することが出来ます。

『ZX2』を使っていてこういうリモコンの登場をずっと待っていたので、このようなアクセサリーは本当に嬉しいです^^
(本音を言えばスマートウォッチで操作できるのが1番イイのですけどね)



いかがでした、1年半ぶりに登場する高音質タイプのウォークマン「WM1シリーズ」のご紹介でした。

上位モデルの『NW-WM1Z』の価格帯は、その価値が分かる人なら実はお手頃価格とも言える製品なのですが、一般的にはやはり相当高価な製品といえますよね。

対して『NW-WM1A』は、発売当初の『NW-ZX2』よりもお安い価格帯での登場で、個人的にはバーゲンプライスに近い価格設定じゃないかと思っています。

これだけの価格で、基本的には上位機種『NW-WM1Z』と中身は同じですからね。

(銀座以外の)ソニーストアでは既に、先行展示中で実機を触ることが可能です。お近くの方は是非1度、究極の音質とやらを確認しにいってみてはどうですか?

私も火曜日に実機を見にいく予定ですので、感想などは後日、当blogにて紹介させて貰いますね^^

関連エントリー

 ● 【ストアレポート】フラグシップウォークマン『NW-WM1Z』『NW-WM1A』、外観フォトレビュー[16.09.15 記載]
 ● 最高峰ウォークマン「NW-WM1シリーズ」と一緒に購入したいアクセサリー達



また発売に先駆けて、
 
 ・10月1日(土)ソニーストア 大阪
 ・10月8日(土)ソニーショールーム/ソニーストア 銀座
 ・10月9日(日)ソニーストア 福岡天神
 ・10月16日(日)ソニーストア 名古屋

にて、ステレオヘッドホン『MDR-Z1R』およびウォークマン WM1シリーズ『NW-WM1Z』『NW-WM1A』の新商品体験イベントを開催いたします。

当日は素敵なアーティストをゲストにお招きし開発者とのトークイベントを実施、商品体験も行っていただける予定となっております。

詳しくはこちらをご参照ください。

その他ウォークマン『NW-WM1Z』『NW-WM1A』関連のコンテンツはこちら。




開発者インタビューは必見のコンテンツですよ^^

“Signature Series(シグネチャーシリーズ)” 関連エントリー

 ●音楽の空気感を追求した、シグネチャーシリーズ ステレオヘッドホン『MDR-Z1R』




 




「音」に込められた想いまで、耳元へ
ナチュラルでアコースティックな領域まで再現する無酸素銅切削筐体モデル


 【ソニーストア】ウォークマン WM1シリーズ『NW-WM1Z』のご案内はこちらからどうぞ


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■ 最高峰ウォークマン「NW-WM1シリーズ」と一緒に購入したいアクセサリー達[16.09.11 記載]



「音」に込められた想いまで、耳元へ
温かみのある音質まで再現するアルミ切削筐体モデル


 【ソニーストア】ウォークマン WM1シリーズ『NW-WM1A』のご案内はこちらからどうぞ


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■ 最高峰ウォークマン「NW-WM1シリーズ」と一緒に購入したいアクセサリー達[16.09.11 記載]



ウォークマンの操作を快適にする小型リモコン


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