RX100専用水中ハウジング『MPK-URX100A』、開梱フォトレビュー [サイバーショット関連]
水中写真を高画質に撮影したいという要望に応え登場した、RX100シリーズ対応のアンダーウォーターハウジング『MPK-URX100A』。
シュノーケリングを楽しむ程度の私ですが、いずれダイビングもしたいという願望もあるので、悩みに悩んだ末、遂に購入してしましました^^
「この寒い冬に買う意味あるか?」という話は置いといてせっかく購入したので、早速開梱レポートをお送りしたいと思います。
アンダーウォーターハウジング『MPK-URX100A』
ソニーストア販売価格:29,260 円+税
⇒ 商品詳細はこちら
まず驚いたのは商品パッケージのでかさ。
見た瞬間ちょっと固まってしまいました、だって一眼カメラのパッケージより大きいんですよ^^;
もちろんハウジング自体がそこそこのサイズなのは知っていたので、ある程度の大きさは覚悟していたんですが、まさかここまで大きいとはね・・・。
ちょっと出鼻をくじかれた感がありますが、気を取り直してパッケージを開けてみると、その理由が少し分かりました。
付属品がとにかく多いんです。
・アンダーウォーターハウジング
・リアアタッチメントA(DSC-RX100用)
・リアアタッチメントB(DSC-RX100M2/M3/M4/M5用)
・レンズリングアダプタA(DSC-RX100/M2用、グレー)
・レンズリングアダプタB(DSC-RX100M3/M4/M5用、ブラック)
・フロントアタッチメント
・拡散板
・外付けフラッシュ用アダプタ
・ハンドストラップ
・レンズフロントキャップ
・シリコーングリス
・印刷物一式
ストア大阪で見た時は完成品でしたので、まさかここまで部品が多いとは思いませんでした^^;
さすがにこれだけ多いと、いつものように取説を流し読みして使ってみるってのも難しいので、今回はじっくり取説を熟読。
ダイビング未体験の私ですので、当然ハウジングの知識もほぼありませんが、以外とこの取説、メンテナンスの面も含め結構記載してくれているので、備忘録がてら、この取説に記載されてあることを紹介しつつ、開梱レビューをしていきます。
ハウジング本体。
見た感じはそのままRX100を装着して使用できそうな感じがしますが、いろいろとセッティングが必要となっています。
「Oリング」点検・セッティング
まずはリアケース側に装着されている「Oリング」の点検・セッティングを行います。
商品購入時には既に「Oリング」は装着されている状態ではありますが、ハウジングを使う際は前準備として、必ず点検・セッティングは行った方がいいとのことですので、手順どおり点検から行います。
まずはリアケースに装着されている「Oリング」を取り外すところから。
外し方は図の通り、指をスライドさせることで「Oリング」がたわむので、簡単に取り外すことが出来ます。
取り外した「Oリング」に、ゴミ・砂粒・髪の毛・ホコリ・塩・糸くずなどが付着していないか確認し、ある場合は柔らかい布で取り除きます。
取り外したリアカバーの方も、Oリングの溝に砂粒などが付着していないかを確認します。フロントケース側のOリング接触面も同様に点検します。
問題が無ければ、「Oリング」にシリコーングリスを、
上記図の通り、全体に薄く均一に塗っていき、
「Oリング」を溝に、ねじり・やはみ出しがないか確認後、セットしていきます。念のため、水漏れがないか実際に水に沈めてチェックすることもお忘れ無く!
撮影現場で水漏れなんて事になったら大変ですからね^^;
ちなみに「Oリング」や本体ケースにある防滴パッキンも耐用年数ってのが設定されているそうで、約1年毎で交換しておいた方がイイとのこと。
交換時は部品として販売されていて、そのお値段2,300円(税別)。ご入り用の際は、当店のような「ソニーショップ」で注文いただけます。
リアアタッチメント取付
次にリアアタッチメントを取り付けます。
リアアタッチメントは2種類同梱されていて、
大きい方のアタッチメント ⇒ 『RX100』
小さい方のアタッチメント ⇒ 『RX100Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ/Ⅴ』
と、所有するカメラによって、装着すべきアタッチメントは変わってきます。
私の場合、『RX100Ⅳ』を所有していますので、小さい方のアタッチメントを装着することになりますね。
あと『RX100Ⅱ』と『RX100Ⅲ/Ⅳ/Ⅴ』では、若干取り付ける位置が違う箇所もありますので、こちらも注意が必要です。
(位置を間違えると、電源ON/OFFができなくなります)
カメラを本機に取り付ける
ようやくココで『RX100』が登場です。
これからこのカメラにレンズリングアダプターを装着して、ハウジング本体にセッティングしていきます。
っとその前に、カメラにストラップを付けている場合は、ストラップを外す必要があります。
ついでに、バッテリーとメモリーカードも装着されているか、事前に確認しておきます。
バッテリー残量とメモリー残量もしっかりチェック。
水中でバッテリーが切れたりメモリー容量がなくなると、ハウジング&カメラは、ただの邪魔なアクセサリーと化しますので、水中に入る前に必ずチェックしておいた方がいいでしょうね!
次にレンズリングアダプタを取り付けます。
こちらも2種類のアダプタが同梱されていて、灰色のアダプタが『RX100Ⅰ/Ⅱ』用、黒いアダプタが『RX100Ⅲ/Ⅳ/Ⅴ』用となっています。
装着自体は全然難しくなく、ただ押し込むだけという感じなのですが、写真のように奥まで押し込むと、ハウジング装着時にコントロールリングがうまく回転しなくなってしまいますので、装着時にコントロールリングがスムーズにまわるくらいの深さに調整した方がイイかも。
イメージ的にはコントロールリングにのみ、アダプタがついているって感じですかね。
最後にフラッシュをポップアップさせることをお忘れ無く。
ポップアップさせておけば、設定で「発光する/しない」は制御できますが、ポップアップしないと、水中でフラッシュをポップアップすることが出来ない、つまり発光することも出来ないって事になりますので。
ようやくこれでハウジングにカメラを設置する準備が整いました。意気揚々とハウジングに入れてみたのですが・・・どう見ても傾いていますよね、うまく入りません。
どうも後付けしたアタッチメントグリップ『AG-R2』が引っかかっているみたいです。
アタッチメントグリップ「AG-R2」
ソニーストア販売価格:
⇒ 商品詳細はこちら
取説で確認してみると、アタッチメントグリップを装着されている方は、フロントアタッチメントを外す必要があるようです。
外してみると確かに、しっかりハウジング内で安定して設置できるようになりました。
『RX100シリーズ』を使用されている方の多くは、このアタッチメントグリップを装着されていると思いますので、グリップを外すことなく設置できるのは、本当に有り難い作りですね!
後は、用途によって「拡散板/外付けフラッシュ用アダプタ」を取り付けることもできます。
どちらもストラップで装着することができて取り外しも自由ですので、私はとりあえず拡散版を装着しておくことにします。
水中ではなく取りあえず地上で使い勝手を検証してみる
残念ながら、まだこのハウジングを使用することは無いので、取りあえず陸地で、カンタンな使い勝手をチェックしてみます。
電源ON/OFF、もちろん対応。
若干ボタンを押している感がないのは気になりますが、まぁ、問題ないレベルです。
シャッターボタンももちろん動作可。
ストロークが若干長めなので、慣れるまでは半押ししにくいかも。いつもの感覚でシャッターを切ると、恐らく写真が写っていないので、少し強めに押した方がイイでしょうね。
ズームレバーも動作可。
こちらもいつもの感じではなく、若干強めに押す必要がありそう。ちょっと癖があります。
よくズームを使うよって方は、コントロールリングの設定を、段階ズームに設定しておく方がイイかもです。
後は設定変更も、MOVIEボタンも
モードダイヤルも、ハウジングを装着した状態でフルコントロール可能。
ちょっと大きめのハウジングではありますが、水深40mの水中でもほぼ全ての操作が可能なのは嬉しいですよね。
てことで、RX100専用ハウジング『MPK-URX100A』 実機フォトレビューでした。
価格の割りには使い勝手もよく拡張性もあるので、水中写真をよりキレイな写真で残したいって方には、おススメのアクセサリーと言えますね。
取りあえずもうすぐ沖縄に行く予定があるので、ウマく天候がハマればこれを使って水中写真を撮影してみたいと思います。
といっても、ダイビングではなくシュノーケリングですので、皆さんを唸らせるような写真は撮影出来ないとは思いますが^^;
うまく撮影出来たら、またこちらで紹介させていただきます^^
最後に、取説にいろいろ記載されている、「メンテナンスや使用上の注意」などをまとめましたので、記載しておきます。
【カメラ装着時の注意点】
・カメラの装着は湿気の少ない室内などで行う
(クモリの原因となるため)
【海での使用後の注意点】
・バックルを外す前に真水(水道水など)で洗う
・塩分や砂をおとしてから、乾いた柔らかい布で水分を拭き取る
・カメラを取り出しバックルを閉めた状態で、
30分程度、真水に浸しておく
・本機内部は、乾いた柔らかい布で拭き、水洗いはしない
【保管するときの注意点】
・お買い上げ時に付いていたスペーサーを取り付ける
(Oリングの劣化を防ぐ)
・Oリングにシリコーングリスを薄く塗って溝に入れ、
風通しのよい涼しいところに保管
バックルは締めない
↑ スペーサー
※ こんな感じで装着します
水深約40mの水中撮影を高画質コンパクトRX100シリーズで撮影可能にするアンダーウォーターハウジング
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