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ノイキャン搭載ワイヤレスヘッドセット『MDR-1000X』、じっくり使ってみた感想 [ヘッドホン・スピーカー・ホームシアター関連]



販売以来人気爆発でなかなか購入頂けなかった、高性能なノイズキャンセリング機能を搭載しつつも高音質も実現した、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『MDR-1000X』。

実は12月には購入していたのですが、当たり前のように毎日使っている内に紹介する機を逸してしまって、開梱レビューすらしていないのですが、ソニーストアでオーダー頂けるようになったので、実際に使ってみて思ったことをカンタンにレビューしたいと思います。


 ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『MDR-1000X』

  ソニーストア販売価格:39,880 円+税
  カラーバリエーション:ブラック/グレーベージュ
   ⇒ 商品詳細はこちら




気軽に持ち歩けること、これが一番大事


私の音楽を聞くスタイルは、家の中ではスピーカー、外ではヘッドホン。つまりヘッドホンを使用する環境というのは、完全に屋外って事ですね。

そうなってくると意外と重要なのが、気軽に持ち運べるかどうかって事。その点やっぱりイヤホンと比較するとヘッドホンは不利。いくら小さいといっても結構かさばるじゃないですか。

ただ『1000X』はその点、とても優秀なんです。



見ての通り、「ネコはこたつでまるくなる」的にウマい具合に収納出来るので、めちゃくちゃコンパクトに持ち歩くことが出来るんです。


 ↑ 今まではこんな感じのケースでした

おまけにこのケース、今までソニーのヘッドホンで付属していた布系のケースではなく、



ヘッドホンをしっかり守ってくれそうな、ハード系のケースとなっているので、安心してカバンの中に収納出来ます。




ヘッドホンケーブルやUSBコード、航空機用アダプターも収納出来て持ち歩けるので、使い勝手もいいんですよね。



それでいて大きさもコンパクトなので重宝しています^^

「気軽に持ち歩けること」 = 「いつも持ち歩こうと思う」

これは本当に大事だと思います。

電車の中では効果絶大!圧倒的なノイズキャンセリング機能


今までいくつかのノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホン、イヤホンを使ってきましたが、過去のどのモデルよりもその効果が高い上に、ノイキャンをかけた時の独特な違和感というのがほとんどないってのが、『1000X』の大きな特徴。

自然な感じで、ノイズがスッと消えるのが、実に心地いいんですよね。

ノイキャンをオフにした時の雑音の多さに、普段はこんな環境で過ごしているんだとびっくりしますよ。



メガネや髪型などで、ノイキャンの効果は多少なりとも影響を受ける場面があるのですが、「パーソナルNCオプティマイザー」を使えば、自動で個人差のある「ノイキャン特性」をも最適化。

「なんか今日は、ノイキャンの効きがイマイチ」って時にこの機能を使えば、ノイキャン効果が本当に調整されるのですから驚きです。



外音と音楽をミックスさせることで、音楽を聞いているときでも外の音が聞こえるようになる「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」という機能も搭載されていますが・・・個人的にはあまり使いません。

この機能を使うとなんか違和感のある感じになりますし、音量を相当絞らないと、ハッキリと外音を聞き分けるってのが難しいんですよね。



同じ「外音取り込み機能」なら、右側のハウジング部を手で覆って一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞きやすくする「クイックアテンションモード」の方が、用途も分かりやすくて使いやすいです。

コンビニのレジなんかで使うと便利なんですが、小心者の私は、店員さんに「調子乗ってるな、コイツ」って思われてそうでドキドキするので、結局ヘッドホンを外してしまうんですけどねw

ワイヤレスでも高音質!コードレスとは思えない高音質を実現!!




商品パッケージを見ると

 ・高音質コーデック「LDAC」
 ・アップスケーリング機能「DSEE HX」
 ・フルデジタルアンプ「S-Master HX」

など、ソニーのウォークマンやアンプで見る事が多い記述が所狭しと記載されています。

簡単に説明すると



高音質コーデック「LDAC」は、ハイレゾ音源を990kbps(従来のBluetooth Audioの最大約3倍の情報量)で伝送することで、ハイレゾ音源をワイヤレスでもハイレゾ相当の音質で再現する機能、



アップスケーリング機能「DSEE HX」は、CD音源(44.1kHz/16bit)やMP3などの圧縮音源の高音域を補完するとともに、サンプリング周波数とビットレートを本来の数値より高めることで、ハイレゾ相当の音質(最大96kHz/24bit)に変換する機能、



ハイレゾ音源に対応した「S-Master HX」は、ハイレゾ音源の再生帯域におけるノイズ除去性能の改善や迫力ある低音のエネルギー感やスピード感とともに、繊細な空気感までリアルに再現する機能。

これらの機能をヘッドホンに内蔵することによって、ワイヤレスとは思えないくらいの高音質を実現しているというわけですね。

実際使ってみるとすぐに分かるかと思いますが、今までのBluetoothワイヤレスヘッドホンとの音の違いは明らか。さすがに有線接続時と同等の音質とはは言えませんが、コードの煩わしさから解放されたワイヤレス環境で、これほどの音質で音楽を楽しめるってのは快適そのものですよね。

再生中に音が途切れることがままありますが、環境によってはどうしても音切れが発生する場所というのもあるみたいです。設定でLDACの設定を変更すると音切れはかなり改善しますが、「100%途切れない」ということは、残念ながらありません。



そういうときは、BluetoothアンテナがあるL側部分を手で覆うことで意外と通信が安定したりします。

この方法で通信が安定するのは、私の経験上の話で、技術的な確証があるわけでは無いのですが、意外と効果が高いですので、ユーザーの方は1度試してくださいね^^;

耳元でかんたん操作!タッチセンサーコントロールパネル機能



ワイヤレスと同じくらい、音楽を聞くのが快適になるのが、楽曲操作が可能な「タッチセンサーコントロールパネル」をハウジング部に搭載していること。



楽曲の曲送り/戻し、再生/一時停止、音量調節だけでなく、電話の着信を受けたり終話させたりなどの操作も可能。

早送り、一時停止などの楽曲操作が、ウォークマンをわざわざカバンから出さずともできるというわけです。

これが本当に便利!

Bluetooth搭載のワイヤレスヘッドセットって、「コードがないから快適」と良くいわれますが、それに加え手元で楽曲操作ができるってのも大きなメリットですよね。



とまぁ、ここ2ヶ月くらいガッツリ使ってみた感想を書いてみました。

いいところを主に書き上げましたが、

 ・マイクに風切り音などの外音が入ることがある
 ・再生中に音が途切れることがある
 ・冬はいいが夏場の使用は辛いかも

などのイケてないところも無いわけではありません。が、欠点を補ってあまりあるくらい、総合的には非常によく出来たヘッドホンであるのは間違いないです。

あ、書き忘れましたが、最大20時間以上持つとされているバッテリー性能は素晴らしいの一言。これだけのスタミナ仕様なので、充電のことをあまり気にせず使用することができますよ。

「ワイヤレスヘッドホンをお探しの方で、音にも妥協したくない!」と言う方におススメ出来るヘッドホンとなっています。



当店店頭にも実機を置いておりますので、お試しになりたい方は是非店頭までお越し下さい!



周囲の騒音から解放され、こだわりの高音質に浸る
新次元ワイヤレス


 【ソニーストア】ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『MDR-1000X』のご案内はこちらからどうぞ


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MDR-1000X
 店員yasさんのレビュー記事はこちら





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