【続「CP+ 2019」レポート】リアルタイム瞳AFにヨンニッパ、新型リモコンにセミナーと今年も見所の多いソニーブースでした! [一眼カメラ "α" 関連]
前回から引き続き、カメラ関連商品のの祭典『CP+ 2019』のレポートをお送りします。
ではいってみましょう!
動物対応リアルタイム瞳AF
もはやソニーのカメラの代名詞となった「瞳AF」ですが、間もなくアップデートで動物の瞳にもリアルタイムでピント合わせが可能になります。
「CP+」ではいち早くその「動物対応リアルタイム瞳AF」を体験することが出来ました。
開場には首振りをしてくれるネコちゃんの置物が2台設置されていて、
アップデートを施された『α7R III』で試写できるようになっていました。
見ての通りネコちゃんの瞳にフォーカスポイントがずっと食いついていて、動物に対しても「瞳AF」が有効に動作している事が確認できます、これはスゴイですね。
ただネコちゃんの首振りの速度が少し遅く、首から上の部分以外は動いていない被写体なので、動物撮影に使える機能かどうかは、実際に動物を撮影してみないと分からないところかと思います。
後ほど紹介させて頂く「井上浩輝」先生のセミナーを見る限りでは、期待してもいいレベルの機能だとは思いますが^^
ワイヤレスリモートコマンダー『RMT-P1BT』
G Masterレンズ『SEL135F18GM』と同日に発表された、新しいワイヤレスリモートコマンダー『RMT-P1BT』も展示されていました。
ワイヤレスリモートコマンダー『RMT-P1BT』
希望小売価格:7,000円+税
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無線方式にBluetoothを採用した新しいリモートコマンダーで、ボタン操作に高速かつ確実なレスポンスで動作するように設計されています。
フォーカス調整やスーム動作を行う「+/-ボタン」の他に、「シャッターボタン」「AF-ONボタン」、「C1ボタン」、
サイドには「ズーム/フォーカス 切替スイッチ」、「動画/写真 切替スイッチ」を搭載したシンプルな作りとなっています。
切替スイッチ「ズーム」では、その名の通りズーム機能を動作する物で、「+/-」ボタンで、カメラに触ることなくズーム倍率を変更することが出来ます。
パワーズーム搭載レンズ(『SELP1650』『SELP18105』など)ならば、このリモコンを使えばカメラに触ることなくズーム操作を行うことが、パワーズーム非搭載のレンズやズーム機能のない単焦点レンズでも、電子ズーム(デジタルズーム)機能が動作しズーム操作をすることが可能。
切替スイッチ「フォーカス」では、ピント調整を行うことが出来ます。
ただその際 フォーカスモード を「MF」か「DMF」にする必要がありますが、「C1」にフォーカスモードを変更する機能を割り当てておけば、リモコンだけでフォーカスの調整や微調整を行うことが可能。
フォーカスリングではなかなか微調整が難しいところがありますが、このリモコンを使うことで、ピント合わせがよりスムーズに行えるようになりそうです。
使い勝手はなかなか良いかと思います。
大きさ:縦116.5×横33×厚さ15.1mm
質量:約35g(電池含まず)
付属品:リチウムコイン電池(CR2032)
タフ仕様なポータブルSSD
まだ開発段階という、タフ仕様のポータブルSSDも展示されていました。
性能を追求したハイパフォーマンスモデル、ポータビリティを追求したコンパクトモデル 2種類の開発が進んでいるようで、それぞれ「2TB/1TB/500GB」と3つの容量の販売を想定しているようです。
防水防滴、落下、車に踏まれても大丈夫なほどの耐久力を備えながら500MB/s を超えるスピードで書込・読込共に可能なポータブルSSDで、プロ写真家をターゲットに商品を開発しているとのこと。
もしカメラ側の対応が可能であれば、カメラ本体のUSBに直接接続し、データをコピーしたり撮影した写真をそのままSSDに書き込むといった事も想定しているそうです。
ちなみに本体に装着されている黄色いゴムですが、特別何かに使う想定のもではないそうで、プロの方からメモなんかを挟めるようにして欲しいという要望に基づいたものだそうです^^
まだ発売の日程や価格は不明という事ですが、なかなか面白そうな製品ですので早期販売に期待したいところです。
リアルタイムトラッキング対応『α9』
狙った被写体を自動検出・追尾し続ける「リアルタイムトラッキング」を搭載した『α9』も先行して展示されていました。
望遠レンズ体験コーナーでは、憧れのヨンニッパ『SEL400F28GM』でその威力を存分に試すことが出来ましたよ!
デジタル一眼カメラ α9 ボディ『ILCE-9』
ソニーストア販売価格:398,880 円+税
⇒ 商品詳細はこちら
G-Master 大口径超望遠レンズ(FE 400mm F2.8 GM OSS)『SEL400F28GM』
ソニーストア販売価格:1,460,000 円+税
⇒ 商品詳細はこちら
以前運動会で、『α9+SEL100400GM』を使わせていただいた時は、瞳にAFがバシバシ来るという印象はそこまで無かった記憶がありますが、アップデート後の『α9』は進化の度合いがハンパないです。
瞳にAFがバシバシ来ます、しかも1度掴むと離しません、どこまでも追従します。
※ 絞り F4.0 で撮影 α9 + SEL400F28GM(テレコン1.4装着)
そしてヨンニッパの威力!
当然200万円コースとなるこの組み合わせ、フォーカスの早さも写りも桁違いですね・・後で紹介しますが、井上浩輝さんのセミナーで見せてもらった作例を見ると、このレンズのスゴさが更に理解できます。
CP+ では、こんな絶対購入出来ないカメラやレンズも実際に体験出来るステキな場であるという事を再認識しました。
ま、体験しない方がイイ という話もありますけどね( ̄ー ̄)ニヤリ
スペシャルセミナーはやっぱり楽しい!
最新のカメラ機材を見るのも楽しいのですが、それと同じくらい楽しいのが沢山のプロカメラマンが登壇し熱いトークを繰り広げる「スペシャルセミナー」。
今年も沢山のプロカメラマンの話を聞かせていただきました。
個人的に1番為になったと思ったのが、天体写真家の「沼澤茂美」先生の『α と G Master が拓く魅惑の星空風景』。
ソフトフィルターを使った様々な作例やソニーのカメラ・レンズの描写力の説明、RAW撮影の重要性など、キレイな星空を撮りたいと思っている私にとっては勉強になることだらけの素晴らしいセミナーでした。
帰宅後すぐにソフトフィルターを購入したのはいうまでもありません:(;゙゚'ω゚'):
カスタムキーの設定、参考にさせて頂きます♪
「中井精也」先生の『"α"が誘う煌めく鉄道写真の世界』ももちろん拝聴させて頂きました!
楽しいトークに鉄道写真、聞いているだけで自然と笑顔になる、ホントステキなセミナーですよね。
私が1番尊敬している写真家「井上浩輝」先生のお話しも最前列で拝聴させて頂きました。
風景から飛行機、動物とさまざまな作例を見せて頂き、このカメラではこういう機能があるからこう撮れる、このレンズの特長を活かした写真の撮り方など、分かりやすく解説されていました。
特にRAW現像によって、同じ写真でも全く表情の違う写真になる、「α」 の階調豊かな情報量や、
高画素な『α7R III』だからこそできるトリミングを使った作例作り、
動物AF を使った作例などは接客にも使える非常に有益な情報となりました。
カメラ愛好家としてはもちろん、ショップ店員としても非常に勉強になる、素晴らしいセミナーでしたね。
時間や日にちが合わず見る事が出来なかった先生方のセミナーも、例年通りならソニーよりネットで一般公開されると思いますので、時間を見つけて拝聴させて頂きます。
セミナーを見逃した方や「CP+」に来場できなかった方も、本当に為になるセミナーばかりですのでぜひチェックしてくださいね!
おまけ 気になるタムロンの2.8通しの広角ズーム
タムロンが開発中の、F2.8通しの17-28mmの広角ズームレンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD」(Model A046)。
残念ながらモックアップだけの展示でしたが、
軽くて小さく、価格もキット抑えめになると思いますので、このレンズも売れるんだろうという予感がヒシヒシと伝わってきました。
里内でも実はタムロンのレンズを購入頂けますので、気になる方は店頭でご相談下さい(価格や納期は問い合わせに少し時間をいただきますが・・)。
以上、ショップ店員による「CP+ 2019」体験レポートでした。
今回は2日かけて「CP+」を見てきたのですが、それでも全然時間が足りません。
本当は他社のミラーレスなども体験したかったのですが1つも触ることが出来ませんでした^^;おまけにアクセサリーなどの掘り出し物市に行くのも忘れましたし^^;
でもやっぱり「CP+」は楽しいですね、また来年も時間を見つけていきたいですね。
ソニーのカメラ「αシリーズ」のレビューを当店のホームページでは公開中です!
興味のある方はぜひ、覗いてみて下さいね!
⇒【αレビュー】「実機を使って徹底解説!」はこちらからどうぞ
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