【商品レビュー】『Xperia Z』の画面をMHL変換ケーブル経由で出力！：shigeのつぶやき日記：So-netブログ

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【商品レビュー】『Xperia Z』の画面をMHL変換ケーブル経由で出力！　[テレビ・プロジェクター関係] [編集]

昨日発表された「液晶テレビブラビア」の傍らでひっそりと発表された商品があります。

『MHL端子用接続ケーブル』がそれです。

　MHL端子用接続ケーブル「DLC-MB10/DLC-MB15/DLC-MB20」
　　ソニーストア販売価格：2,980円（税込）～
　　micro USB端子（MHL対応）←→HDMI端子（MHL対応）
　　　＜1.0m/1.5m/2.0m＞
　　　⇒　商品詳細はこちら

MHLって初めてきく方も多いかもしれませんね。

簡単に説明すると、MHLとはモバイル機器向けの高速映像伝送用として開発された新しいインターフェース規格で、MHL対応テレビでスマートフォンなどのMHL対応機器の映像やインターネットの画面などを楽しむことができるものです。

要は『Xperia Z』など、最近のスマートフォンの画面を、ハイビジョンテレビに接続して動画や写真、また3Dデータやインターネットなどを大画面で楽しむための端子って事ですね。

エッ！うちの『Xperia Z』にはそういった類の端子はないぞ！
っていう方もいらっしゃるかと思いますが、実は充電などに使っている「マイクロUSB端子」自体が「HML端子」を兼ねていんですね。
上の図を見て頂くとよく分かりますね。

てことで、どういった感じで液晶テレビに出力されるのか、実際に検証してみました。

ただし今回使用するのは、先程紹介させて頂いたMHLケーブル『DLC-MB10』ではありません。

この商品が発売される前に、今回使用するケーブルを購入したというのも理由の1つですが、1番大きな理由は、液晶テレビ側もMHLに対応していない場合、電源供給が行われないという理由があるからです。

電源供給が行われないと、正しくケーブルを接続していたとしても、『Xperia Z』の仕様上、画面には何にも映りません。つまり全く無意味なケーブルということになってしまいます。

ここ、結構重要な事です。
自分のテレビがMHLに対応しているかどうか、絶対に確認しておく必要があります。

ではMHL対応テレビ以外は、スマホやタブレットの映像を液晶テレビに出力できないのかというと、そうではありません。

要は映像を出力しているときに電源を確保できれば良いのですから。

てことで、今回購入したのは、エレコムさんのこちらのケーブル。

電源供給用のマイクロUSB端子接続用のケーブルが一体になった「MHL変換ケーブル」です。

長さも1m～3m、コードの色も「ブラック」「ホワイト」の2色から選択可能です。

テレビに接続する為の「HDMI端子」、スマートフォンに接続する為の「MHL端子」、スマートフォンの充電・給電用の「マイクロUSB端子（メス）」の3つの端子から構成されています。

先程も申したとおり、「MHL端子」と「マイクロUSB端子」は同じ形状ですので、ぱっと見は判断できませんね^^;

では実際に接続してみます。

私が所有する液晶テレビ「KDL-HX700」は数年前に購入したものですので、「MHL」には対応していません。

ですので、電源供給の為にUSB端子が必要なのですが、都合の良いことに「HDMI入力端子」の真上に「USB端子」が用意されています。

てことで、充電・給電用の「マイクロUSB端子（メス）」に、別途用意したマイクロUSBケーブルを接続し、所定の位置に接続しました。

テレビ側の準備は以上で完了です。

次に、『Xperia Z』に「MHL端子」を接続。
スマホ側もこれで準備完了、実に簡単ですね^^

接続した外部入力にチャンネルを合わすとご覧の通り。

『Xperia Z』の画面が出力されました。
ぱっと見はスマートフォンに見えないこともないですが、もちろんこれは液晶テレビですw

『Xperia Z』で表示されているものが、そのまま液晶テレビの画面に出力されています。

試しに当店のblogを表示させてみました。
解像度も落ちた感じも少なく、実に見やすいですね。こりゃいいわ♪

全く無意味なことと分かっていながらあえて試してみたかったのが、nasne（ナスネ）経由でテレビ番組を液晶テレビに表示してみること。

全く問題なく表示されましたが、若干画質が劣化しているようです。
このケーブルは「最大1080pの映像をHDMI端子搭載のテレビなどで視聴可能」と記載がありましたが、実際は画質が劣化します。

これがケーブルのせいなのか、『Xperia Z』のせいなのかは現地点では分かりません。少し調べる必要がありそうですね。

「LINE バブル」も液晶テレビでプレイすることも出来ます。

「MHLケーブル」装着時は、常に横画面に固定され、画面を回転させることが出来ないのですが、縦方向しか許容しないものに関しては（今回試した「LINE バブル」のようなゲーム）例外のようで、しっかりと縦画面で表示することが出来ました。

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以上、MHL変換ケーブル使用レポでした。

Amazonの評価ではうまく接続できないとありましたので、購入を少しためらいましたが、見事無事に我が家の環境ではスマホの画面を液晶テレビの大画面に出力することが出来ました。

これで出張や旅行の時などに、nasne（ナスネ）で録画したテレビ番組を大量に『Xperia Z』に放り込んで、ホテルの液晶テレビで鑑賞するといったことも可能になりました。

MHL対応のケンウッドのカーナビと連動させることで、お出かけ転送した動画を車の中で見るといったことも出来ますね。俄然新しいカーナビも欲しくなってきましたw

本日発売の『Xperia Tablet Z』にももちろん「MHL端子」は搭載されていますので、同じような使い方が出来るはず。『Xperia Tablet Z』が到着次第、検証してみます。

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