レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」実機レポート！：shigeのつぶやき日記：So-netブログ

	ブログをはじめるログイン

GPS・NFC搭載のアクションカム「HD.. ｜光学30倍ズーム搭載に新画像エンジン搭載.. ブログトップ

レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」実機レポート！　[サイバーショット関連] [編集]

レンズ交換式デジタル一眼カメラと同等の大型APS-CサイズのCMOSイメージセンサーを搭載したレンズ交換式のレンズスタイルカメラ『ILCE-QX1』が、ソニーストア大阪で先行展示しているということで、早速使い勝手を確かめるべく、ソニーストア大阪にて実機を触ってきました。

　レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」
　　ソニーストア販売価格：35,880円＋税
　　2014年10月1日(水)　先行予約販売開始予定
　　　⇒　商品詳細はこちら

　レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1L」
　　ソニーストア販売価格：50,880円＋税
　　2014年10月1日(水)　先行予約販売開始予定
　　　⇒　商品詳細はこちら

【プレスリリース】
　スマートフォンをレンズ交換式デジタル一眼カメラにする大型APS-Cイメージセンサー搭載モデルなど、レンズスタイルカメラ2機種発売

※ ソニーストア大阪での商品のカメラ撮影は禁止されています。今回はストアさんのご好意で許可を頂いた上撮影しています。ご理解の程よろしくお願いいたします。

本体まわりをチェック！

ソニーストア大阪では、レンズキットである「ILCE-QX1L」の実機が一台だけ展示されていました。

なので展示されてから初めての週末となる今日・明日、そして祝日である月曜日は実機を触るのに少し時間がかかるかもしれませんので、実機を確認されたい方は朝一で入店されることをオススメします。
（ただしケース内にもう一台展示されていましたので、こちらもスタイリストさんに言えば見せて貰えるかもしれませんが・・・）

では本体周りをチェックしていきましょう。

QX1本体天面には、電源ボタンの他に、ストロボが搭載されています。

電源ボタン横のポップアップボタンを押すと、

ポップアップ式のガイドナンバー4の内蔵フラッシュがニョキッと出てきます。α5000と同じ光量のフラッシュとなります。

光量が少ないとは言え、雰囲気のある夜景ポートレートが撮れる「スローシンクロ」、動きの軌跡を表現できる「後幕シンクロ」にも対応しているので、あればそれなりに使いどころはありそうです。

本体左側面にシャッターボタン、

右側面にはNFC、電池残量などが確認できる小型ディスプレイ、

本体底面にはストラップホールと三脚穴。

基本的には他のレンズスタイルカメラと同じような作りとなっています。

スマートフォンアタッチメントを外したところに、

バッテリーとメモリースロットが搭載されています。

バッテリーは、ミラーレス一眼"α"で採用されているものと同じ「NP-FW50」。

ミラーレス一眼"α"ユーザの方は、レンズだけでなくバッテリーも共有できますので、メインカメラとは違うレンズ（例えばマクロレンズ）を装着しておき予備用カメラとして持ち歩き、メインカメラのバッテリーがなくなった時は、QX1のバッテリーを使う、といった使いかたも可能。

対応メモリーカードは、microSDとメモリースティックマイクロ。

本体にメモリーをつけた状態で撮影すると、スマートホンに画像が転送されるだけでなく、メモリーにも写真が保存されます。スマートホンに転送用はデータ容量の小さい圧縮したデータを、メモリーには素のデータをと、保存するデータを使い分けることも可能です。

スマホと連携してみよう

ではスマホと接続して、使い勝手をみていきます。

接続はNFC搭載のスマートフォンならワンタッチで設定可能。

接続も、昨年はじめてレンズスタイルカメラが登場した頃に比べると随分早くなった印象。待たされ感が若干払拭できていますね。

とはいえ、通常のカメラのように電源後すぐに液晶画面が出てくるわけではないので、この部分においては更なる進化を期待したいところ。

スマートフォンアタッチメントを使用するとこのように、スマートフォンを挟み込む形でQX1に固定することが可能。

ぱっと見カメラっぽく見えないこともないですw

撮影モードは上記の通り。プログラムオートや絞り優先、スピード優先の設定が可能。

通常のJPEG出力だけでなく、RAW出力にも対応しているのも特徴の1つ。絞り優先モードなどが搭載されていたり、RAW出力に対応しているところが、一眼っぽくてイイですよね！
（まぁ、絞り優先モードがないと一眼としてはあり得ないのですが^^;）

ピント合わせは、スマートフォンの画面の被写体にタッチするだけ。この直感的な操作はレンズスタイルカメラならではですよね。もちろんピント合わせだけでなくシャッターまで切ることが出来る「タッチシャッター」にも対応しています。

可変的に物体サイズを認識するAFもα5000譲り。

動いている被写体をとらえ続ける「ロックオンAF」も搭載。設定で変更することが出来ます。動き回る被写体でもピントを合わせ続けることが可能なので、じっとしている事が少ない子供の撮影に威力を発揮しそうですよね！

先日の「PlayMemories Mobile」のアップデートで、ISO感度や露出、絞りやシャッタースピードなどがカンタンに変更出来るようになっています。

「NEX-5T」などに搭載されている「マイフォトスタイル」のように、直感的な操作で設定変更が出来るようになっています。慣れればかなり使いやすそうなUIですね。

またQX1には、最大画像サイズ（20M）で68枚までの連写が可能な連写モードが搭載されているのですが、この連写モードをオンにすると、

シャッターボタンのアイコンが変わり、ボタンを下にスライドすることで、タッチパネルに触ることなく連写撮影することが可能。

「PlayMemories Mobile」が地道に進化してきた結果、使い勝手がかなりよくなっていうのが確認できます。

オールドレンズをつけてみよう！

最後に汎用のマウントアダプターを使用することで、フイルム時代のオールドレンズが使用できるのかを試してきました。

今回用意したのは以下の2つ。

　・ミノルタ MDロッコール50mm/F1.7
　・ミノルタMDレンズ-ソニーNEX（Eマウント）　マウントアダプター

結果としては、なんの問題も無く使用することが出来ました。今回はミノルタMDレンズを試しましたが、α5000で使用できるマウントアダプターなら、問題なく使えるのかもしれませんね。

ただピントの拡大表示やピーキング機能が無いので、スマートフォンの液晶画面ではピント調整がなかなか難しいですね。

このあたりもアップデートで機能追加してくれると、オールドレンズ用小型カメラとして面白い存在となるかと思いますので、ぜひ対応してほしいですね。

この際アクセサリーで外つけファインダーを用意するってのはどうでしょう。これならピントの確認も行えますし直射日光下でも使えるので、より一眼カメラっぽく使うことができますよね！

以上、カンタンではありますが、QX1のストアレポートでした。

Eマウントレンズはもちろん、アダプター経由でAマウントレンズや他社製レンズ、フィルム時代のオールドレンズなども使用可能なので、様々なレンズを装着して撮影を楽しめるのが最大の特徴。

操作性においては通常のミラーレス一眼には到底敵わないのですが、その小さなボディで手軽に一眼画質の写真を撮影できるといった点においては、これ以上にない製品であるのは間違いないですね。

隙間に手を伸ばして撮影するといった、通常の一眼では撮ることが出来ないスタイルで撮影出来るのもこのカメラの大きな魅力の1つ。あえて画角の確認ができないモニターレスの環境で撮影してみるのも楽しいのかもしれませんね^^

価格も35,880円(税別)と、（ソニーの）ミラーレス一眼最安値で購入可能と、意外と安く設定されている点も、購入時に決め手になり得ますよね。

「ILCE-QX1」は10月1日に先行予約販売開始です。

レンズ交換ができる
一眼レンズスタイルカメラ