【ストアレポート】性能だけでなく実用性も大きく進化した新型ミラーレス一眼『α6300』 実機レビュー! [一眼カメラ "α" 関連]
世界最速0.05秒の高速AFを実現し、世界最多425点全面位相差AFセンサーの搭載や新開発の動体追従アルゴリズムにより、アクティブなスポーツシーンから動物の俊敏な動きまで、狙った被写体の一瞬を逃さず高精度に捉え続ける、レンズ交換式デジタル一眼カメラ『α6300』が、先日よりソニーストア直営店にて先行展示を開始。
さっそくソニーストア大阪にお邪魔して実機で動きを確認してきました。
デジタル一眼カメラ「ILCE-6300」
ソニーストア販売価格:134,880 円+税
⇒ 商品詳細はこちら
デジタル一眼カメラ「ILCE-6300L」パワーズームレンズキット
ソニーストア販売価格:149,880 円+税
⇒ 商品詳細はこちら
【プレスリリース】
世界最速0.05秒の高速AF*を実現し、世界最多※2425点の全面位相差AFセンサー搭載で 一瞬の動きを高精度に捉え続けるミラーレス一眼カメラ『α6300』発売
※ ソニーストア大阪での商品のカメラ撮影は禁止されています。今回はストアさんのご好意で許可を頂いた上撮影しています。ご理解の程よろしくお願いいたします。
※ カメラの設定変更をミスって若干色味が違います。すいません
ソニーストア大阪ではメイン入り口入ってすぐの所に、2台の実機が展示されていました。
ぱっと見だけでも質感が随分よくなっているのが分かります。では下位機種『α6000』との違いを見比べながら、『α6300』の外観チェックをしていきたいと思います。
まずは正面から。
見た感じ違いは無いですよね。4Kを搭載していたりマグネシウム合金のボディになっていたりと、ボディが大きくなる要素は沢山あるにもかかわらず、幅・高さに関しては違いが無いんですよね。
横から見るとよく分かるのですが、『α6000』との大きさの違いは、奥行きが3.7mm太くなったこと、たったこれだけ。
α6300 | α6000 | |
---|---|---|
質量 | ||
外形寸法 |
奥行きが大きくなったからといってグリップ感が悪くなったわけではなく、むしろ重くなったボディを持つのに、よりグッと握れるホールド性を確保した、より進化したグリップになっています。ホールド性がよくなったことで、本体が重くなったことを感じさせない、そんな持ち心地でした。
てっきり『α6000』より大きく重くなっているのかと思っていたのですが、ほぼ変化がない事が分かりとりあえずひと安心といったところですね。
本体質感は『α7Ⅱ』シリーズと同じ、梨地っぽく加工されており指紋が目立たない高級感のあるモノに変更されています。『α6000』では何故か付属していなかったシューキャップも、今回は最初から付属しているようですね^^
モードダイヤル・コントロールダイヤル共に質感が向上、クルクル回したときの感触にもこだわりがあるとのことでしたが、確かに全然違いました。細かいところではありますがよく使うダイヤルだけに、ちょっとしたことでも嬉しくなっちゃいます^^
モードダイヤルの項目も、2つのおまかせオート機能が1つに収束されており、『α7』シリーズに統一された形となっています。
背面のボタン配置も若干変更になっています。
『α7』シリーズと同じく、AEL/拡大ボタンからAF/MF/AFL切替レバー+AF/MFボタン/AEL/拡大ボタンに変更されており、より簡単な操作でAF/MFの切替が出来るようになりました。
ボタン1つでAF/MFの切替が出来るこのボタン、私もよく使いますのでこの変更はメチャクチャ有り難いですね^^
フラッシュ周りに変更は特になく、プチバウンス機能もそのまま搭載。
MULTI端子のあるフタも、よりアクセスしやすいモノに変更。
『α6300』では、マイク端子も新しく搭載されています。MULTI端子もUSB給電に対応している点も大きな進化ですよね。
バッテリー/メモリーカードスロット周りは特に変更はありません。
本体サイズにあまり変化が無い事もあって、外観はそこまで大きな進化はないようですね。但しカメラとしての性能は全然違います。
特に進化したと感じたのが、内蔵されているファインダー。
α6300 | α6000 | |
---|---|---|
ファインダー形式 | ファインダー総ドット数 | |
ファインダー視野率 | ||
ファインダー倍率 | ||
ファインダーフレームレート選択 |
ファインダーの解像度が上がったいることでより見やすいファインダーとなっただけでなく、120fpsでの表示が可能になったことで、残像の少ないなめらかな表示が可能になっています。
ファインダーのフレームレートは設定から変更可能で、「60fps/120fps」の2段階から選択可能。
120fpsに設定し、カメラを左右に激しく振ってみるとその差はすぐに確認できます。スゴイですね、これ。残像が本当に少なくなっているので、光学ファインダーに近い感じで被写体を追うことが出来ます。
もちろん『α6300』最大の特徴、高速化されたAF性能も素晴らしいの一言。AF速度や精度がよくなったこともそうですが、1度掴むと離さない粘りのある追従機能が秀逸。
α6300 | α6000 | |
---|---|---|
AF測距点数 | ||
フォーカスエリア | ||
瞳AF | ||
LA-EA1/LA-EA3使用時の検出方式 |
進化した「4Dフォーカスシステム」というのは、1番体感しやすいポイントかもしれませんね。それほど素晴らしい進化を遂げています。
その素晴らしいAF性能を活かした連続撮影モードも進化。写真にあるように連続撮影モードに「Hi+」が追加。
といってもこの「Hi+」は、『α6000』に搭載されていた「Hi」と同じモノ。最高約11コマ/秒のAF追随高速連写が可能な連続撮影モードで、進化したのはそれ以下の「Hi(8コマ/秒)/Mid(6コマ/秒)/Lo(3コマ/秒)」の方。
「Hi+」は高速連写こそ可能ですが、ファインダーや液晶に表示される映像はタイムラグがある映像を表示するので、被写体を捉えながら撮影するのは難しいのですが、「Hi(8コマ/秒)/Mid(6コマ/秒)/Lo(3コマ/秒)」では、連写中もほぼタイムラグなし状態で映像を表示しながらの連写が可能。
動きの速い被写体を捉えたい時などに、非常に頼れる連写モードに進化しました。
他にもフレキシブルスポットのピント位置変更が、ワンクッションおくことなく直接変更出来るようになっていたり、
『α7RⅡ』にも搭載されていた、表示拡大ボタンを押すとピントを合わせた部分を中心に拡大してくれるといった便利機能も搭載。
より詳しい機能詳細については、こちらの商品ページをご参照下さい。
以上、『α6300』のストア実機レビューでした。
外観や4K動画撮影機能にサイレントシャッター機能、AFやファインダーなどの基本性能の大幅な底上げだけで無く、細かい使い勝手の部分も大きく改善してきており、値段は少し高くはなりましたがそれに見合う性能の進化は確かにありますよね。
APS-C搭載カメラのフラグシップミラーレスカメラと呼ぶのに相応しいカメラに仕上がっている、そんな印象を受けました。
ソニーストアでは既に先行予約販売を開始しております。今のところ、レンズキット、ボディ共に発売日である「2016年03月11日頃お届け」と案内されています。
ちなみにソニーストアで購入頂くと、水濡れ・破損まで保証してくれる手厚い「長期保証<3年ワイド>」がなんと無償!AV10%OFFクーポンももちろんご利用いただけるので、ミラーレス一眼カメラを購入するならソニーストアが断然おトク!!
αフォトライフサポート_単品「LL/AS-FLS_B」
ソニーストア販売価格:5,000円+税
⇒ 商品詳細はこちら
さらにカメラと同時に「αフォトライフサポート」に加入いただくと、通常より2,000円安い3,000円(税別)でご加入いただくこともできます。
レンズ価格が5%OFFで購入出来るだけでなくセミナー料金割引など、特典満載のサービスとなっています。こちらの加入もぜひご検討ください!
クーポンをお持ちで無い方や「αフォトライフサポート」の加入方法が分からない方は、大阪枚方にありますカメラの八雲くずはモール店まで来て頂くことでクーポン発行や加入のお手伝いもさせて頂いています。
ソニーストアで購入されたい方は、是非当店までお越し下さいね!
進化した4Dフォーカスで、最高の一瞬を逃さない。有効約2420万画素APS-Cセンサーと4K動画記録を備えた小型・軽量一眼カメラ
【ソニーストア】デジタル一眼カメラ「ILCE-6300」のご案内はこちらからどうぞ
関連エントリー
■ 『α6300』『SEL2470GM』『SEL85F14GM』のストア先行展示は本日から![16.03.02 記載]
■ 今日からカメラの祭典「CP+2016」開催!G Masterもα6300もあるよ!![16.02.25 記載]
■ CP+行くならソニーブースは必見!魅力あふれるその内容を見てみよう![16.02.22 記載]
■ 圧倒的なAF性能!更に進化した4D FOCUS搭載のミラーレス一眼『α6300』登場!![16.02.20 記載]
■ 海外にてAF性能を極限まで進化させた「α6300」とレンズが発表された模様 [16.02.04 記載]
35mmフルサイズセンサー対応のマウントアダプター
【ソニーストア】マウントアダプター「LA-EA3」のご案内はこちらからどうぞ
関連エントリー
■ 「α7Ⅱ」 非圧縮RAWでの撮影などに対応したアップデートの提供開始! [15.11.18 記載]
■ 海外にて「α7Ⅱ」の新ファームが正式発表された模様 [15.11.05 記載]
■ 4240万画素裏面照射センサー搭載のモンスターミラーレスカメラ「α7RⅡ」降臨! [15.06.29 記載]
■ 「α7シリーズ」に是非使って頂きたい、当店に眠るαレンズの名玉(中古)達 [13.11.13 記載]
■ 【速報】フルサイズEマウント5本にAマウントGレンズ一本、発売決定! [13.10.16 記載]
■ レンズ交換式HDビデオカメラとして世界で初めて35mmフルサイズCMOSイメージセンサーを搭載した“ハンディカム”「NEX-VG900」 [12.09.13 記載]
チャージャーとバッテリーをセットにしたお得なキット
【ソニーストア】アクセサリーキット「ACC-TRW」のご案内はこちらからどうぞ
関連エントリー
■ サイバーショット「RX10Ⅱ」、開梱フォトレビュー [15.08.16 記載]
■ ボディ内手ブレ補正搭載の「α7Ⅱ」と一緒に買いたいアクセサリー達 [14.11.23 記載]
■ 装着したままバッテリーの交換が可能なボディケース「LCS-EBB」など、「α5000」対応のアクセサリー3アイテム、ソニーストアにて先行予約販売開始! [14.01.24 記載]
コメント 0