【製品レビュー】安価なバランス接続対応ケーブル『MUC-M12NB1』が来たので早速試してみた! [ヘッドホン・スピーカー・ホームシアター関連]
ウォークマン『NW-WM1A』を購入した時からずっとほしいと思っていた、安価で取り回しのよいバランス接続対応ケーブル『MUC-M12NB1』。
先週末、ようやく手元に届きましたので、カンタンにご紹介したいと思います。
ヘッドホンケーブル『MUC-M12NB1』
ソニーストア販売価格:13,880 円+税
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商品パッケージ。
開梱するときは、パッケージに記載されているとおり底面のタブを引っ張ってから開けることになります。
取扱説明書とケーブルと、写真にはないですがパッケージの天面部に保証書が付属しています。
以前購入した、ヘッドホンケーブル「MUC-M12SM1」と違い、端子類がしっかり養生された状態で梱包されていました。
『MUC-M12NB1』はバランス接続に対応したケーブルで、伝送路内で左右の音声信号が混合されることがないため、音の解像度、広がり、奥行きを余すところなく表現することが可能。
コードも(キンバーケーブルと比較して)しなやかで、非常に取り回しがいいですね^^
ウォークマンを購入してから4か月、ようやくこのヘッドホンキャップを外す事ができましたよ^^
ではウォークマンに接続してハイレゾ音源でその効果を確かめてみます。
・・・
なるほど。
楽曲にもよりますが、バランス接続による効果がはっきりわかる曲とそうでない曲とがあり、「劇的に音質が向上している」ってワケでは無いですが、音質的には解像感が増していてバランス接続にする恩恵は十分にあると感じました^^
「あれ?この曲ってこんな音入ってたっけ?」などの新しい発見もあり、また聞いていて疲れないですし楽しいですね、個人的には買ってよかったと思う商品です。
ただ惜しいところもいくつかあります。
まずはタッチノイズが気になること。
『XBA-A3』付属のケーブルのように、アジャストフリーイヤーハンガーがあれば、タッチノイズ対策にもなってよかったのですが、残念ながらそういった形状ではないので、服にケーブルが擦れると、盛大にノイズが発生します。
ここな少しマイナスポイントと言えますね。
だた耳の上部に引っ掛けるようにして装着すれば(シュア掛けというそうですが)、タッチノイズはかなり軽減されますので、私はそのように装着しています^^;
もう一つ。
これは当たり前の話ですが、当ケーブルは「4.4mm5極プラグ」のケーブルですので、「4.4mm5極プラグ」対応機器以外では使用できません。
なので、今まではケーブルを差し替えることで、ウォークマン『NW-WM1Z/A』・スマホ・ゲーム機を1本のケーブル(イヤホン)で使用出来ていましたが、スマホ・ゲーム機は当然「4.4mm5極プラグ」ではないので、別途通常のヘッドホンジャック対応ケーブルやヘッドホン/イヤホンを用意する必要があります。
購入する前に分かってはいた事なのですが、これが意外と面倒くさいんですよねぇ^^;
てことで、カンタンなバランス接続対応ケーブル『MUC-M12NB1』の使用感レビューでした。
現状、バランス接続対応の安価なウォークマンがないので、このケーブルを購入する方はそこまでは多くは無いかと思いますが(『NW-WM1シリーズ』を購入するような方は、大抵音質にこだわりのある方ですものね^^;)、私のように、もっとライトにバランス接続を楽しみたいという方には、かなりおススメ出来るケーブルかと思います。
後は「4.4mm5極プラグ」対応製品が増えてくれると、より使い勝手がよくなるのですが・・・バランス接続対応のエントリーウォークマンの登場が待たれますね!
個人的には、ONKYOのハイレゾ・スマートフォン「GRANBEAT」のような製品が、ソニーからも出てくれると嬉しいのですけどね^^;
XBAシリーズ/Just Earの対応機種をより高音質で楽しめる。新規格Φ4.4mmバランス接続端子対応ヘッドホンケーブル
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