プロ用機材として大きく進化した『α9 II(ILCE-9M2)』、ソニーより正式発表! [一眼カメラ "α" 関連]
高速撮影性能や高いAF性能を備えながら、スポーツや報道撮影のプロフェッショナルのワークフローをサポートする高速通信性能が進化したレンズ交換式デジタル一眼カメラ『α9 II』がソニーより正式に発表されました。
発売日は11月1日で、ソニーストアでの先行予約販売は10月9日(水)からとなっています。
デジタル一眼カメラ α9 II 『ILCE-9M2』
市場推定価格:550,000 円+税
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デジタル一眼カメラ『α9 II』の主な特徴は以下の通り。
ワークフローの高速化を実現する通信性能
- 最高1Gbpsの高い転送速度を実現する規格1000BASE-Tに対応したLAN端子を内蔵
- FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)規格に対応し、SSLまたはTLSで暗号化したデータ転送が可能
- 「IEEE 802.11ac」規格にも対応し、『α9』同様の2.4GHzに加え、5GHz帯域での高速なデータ転送も可能な無線LAN(Wi-Fi)機能
- 撮影現場にて撮影シーンや位置などの情報を音声データとして画像に付与可能な音声メモ機能
- 『α9 II』からモバイル機器に画像と音声データ(WAVEファイル)を転送し、音声を自動でテキスト化してIPTCメタ情報として画像に埋め込むことが可能
強化されたスピード性能や追従性・精度が向上したAF性能による更なる撮影領域の拡大
- 有効約2420万画素のメモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RS
- 最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影
- 最大60回/秒の演算によるAF/AE追従
- 最高1/32000秒の歪みを極限まで抑えるアンチディスト-ションシャッター
- 20コマ/秒連写でJPEG約361枚/圧縮RAW約239枚の連続撮影が可能
- 人工光源の点滅によるフリッカーの影響が少ないタイミングを検出し、シャッターを切ることができるフリッカーレス撮影にも対応
- 693点の像面位相差AFセンサーを撮像エリアの約93%に高密度に配置
- AFアルゴリズムを最適化したことにより、追従安定性と精度の向上を実現
- AIを用いて動体を高精度に追従し続けるリアルタイムトラッキングと即時に瞳情報を検出しフォーカスを合わせ続けるリアルタイム瞳AFにも対応
プロフェッショナルの撮影現場でも活躍する堅牢性、操作性、信頼性
- さらに強化した防塵防滴に配慮した設計
- 静止画・動画ともに有効な最高5.5段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構
- ホールド性を向上させたグリップ形状
- ボタンを押したときのクリック感や配置の調整によりグローブ着用時でも快適な操作性
- 露出補正ダイヤルロックボタンの追加や後ダイヤルの操作性の改善など、確実な操作をサポートするデザイン
- USB Type-C端子を新規搭載し、USB経由のPCリモート接続時の快適な撮影や転送
- 連続撮影による大容量データの高速処理に対応したデュアルカードスロット(UHS-II対応)
- 長時間の撮影※17を可能にする高容量Zバッテリー対応
- Zバッテリーを2個搭載可能な縦位置グリップ『VG-C4EM』(別売)対応
- 遅延の少ない、約369万ドット 高精細・高輝度なビューファインダー Quad-VGA OLED Tru-Finder
- 自由なアングルで撮影でき、タッチ操作にも対応するチルト可動式液晶モニター
東京オリンピックを控えるこのタイミングで、プロ用 α 『α9 II』が発表されました。
世間では様々な噂が流れていた為、今回の発表にがっかりされた方も多いのでは無いかと思いますが、よくよく見てみるとプロが使うカメラとしては、見るべき進化点が多いカメラといえそうです。
α9 | α9 II | |
---|---|---|
連続撮影(メカシャッター時) | 最大5コマ/秒 | 最大10コマ/秒 |
フリッカーレス撮影 | - | ○ |
リアルタイムトラッキング | ○ | ◎(追随精度向上) |
リアルタイム瞳AF | ○(人物/動物) | ○(人物/動物/動画) |
ボディ内5軸手ブレ補正 | 5.0段分 | 5.5段分 |
LANターミナル | 100BASE-TX | 1000BASE-T |
Wi-Fi規格 | 2.4GHz | 2.4GHz/ 5GHz |
カードスロット | Slot2:UHS-Ⅰ Slot1:UHS-Ⅱ |
Slot1:UHS-Ⅱ Slot2:UHS-Ⅱ |
USB接続 | USB Type-B | USB Type-C |
音声メモ機能 | - | ○ |
操作性 | 第三世代Body | 第四世代Body |
マルチインターフェースシュー | アナログ対応 | デジタル対応 |
※ 写真は『α7R IV』と『α7 III』との比較です
高精細ファインダーの搭載がなかったりセンサーが据え置きとなっている事は少し残念ですが、ボディの形状が『α7R IV』同等になったのは非常に大きいですよね!
気になるソニーストア直営店での先行展示ですが、10月12日(土)からの展示となるようです。
・・が、このタイミングだと先行予約販売が開始になるタイミング(10月9日(水))には、誰も触れないという事になります、これはなかなかリスキーな展開・・・^^;
なお「10月12日(土)・13日(日)」にソニーシティ大崎で開催される『α Universe 2019 PREMIUM EVENT』のおいても展示されるようです。
参加される方は会場でガッツリその使用感をお確かめ下さい^^
プロフェッショナルの要望に応え、大幅なワークフロー改善と操作性向上を実現したフルサイズミラーレス一眼カメラ
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