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「VAIO Prototype Tablet PC」トークショーレポート Vol.1



「ソニーストア 大阪10周年記念祭」の目玉イベント「VAIO Prototype Tablet PC」トークショーが昨日開催されました。

やはり注目のイベントというだけあって、ソニーストア大阪にはたくさんの方が来店されていました。

てことでさっそく、商品プロデューサー/商品企画担当ディレクターである伊藤好文さんの話を中心に、その様子を簡単にご紹介させていただきます。

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 ■ 「VAIO Prototype Tablet PC」トークショーレポート Vol.2 [14.11.04 記載]

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知っている方もおられるかもしれませんが、伊藤好文さんは「VAIO Type P」や「VAIO Z」などの商品企画を担当された方。

私含め多くのVAIOファンが熱狂したVAIOに携わった方が、今回の「VAIO Prototype Tablet PC」にかかわっているという事実だけで、このPCに対する期待感が一気に上がるというものですよね。

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さてこのPC、ご存知の方も多いかと思いますが初めて世に出てきたのは、10/6からアメリカで開催された「Adobe MAX」というイベントでした。

私は知らなかったのですがこのイベント、入場するだけで15万円くらいかかるイベントだそうです。数千円ではいれるイベントではないですので、ここに来場される方は相当ハイレベルなクリエイターの方々ということになります。

そういった方々にこの「VAIO Prototype Tablet PC」がどう受け止められるのか、確認する意味も込めて、「Adobe MAX」に参加されたそうです。

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ところでVAIO.com(VAIO株式会社のホームページ)の「PHILOSOPHY」というページを見たことがある方はおられますでしょうか?

実はこのページの背景にある四角い物体は、「VAIO Prototype Tablet PC」のキーボードの裏なんだそうです。「PHILOSOPHY」のページにある【音質+α】の思想の表れとして、この写真を掲載しているんだそうです。

私も何度かこのページを見ていますが、全く気づきませんでした。確かに言われてみればそうですよね^^;

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クリエイターの方々は、ものを創造するとともに、限られた時間の上で仕事をこなしていくという生産性も必要となってきます。それらを補助するPCを突き詰めていくと、それはきっといいパソコンになる、ひいては、VAIOすべてのお客さんにとって「大切な使い勝手のいいもの」ができるという発想のもと、「VAIO Prototype Tablet PC」は開発されていったそうです。

そういった意味でも「Adobe MAX」に参加されたことの意義は大きかったんでしょうね。

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クリエイターの方々が使いやすいパソコンを作成しようとしたきっかけは、「VAIO Duo 11」発売時にさかのぼります。

そもそもDuo11は、ビジネスパーソンがPCをノート代わりに使うような用途を考えて作成されたパソコンだったのですが、そのモデルが想定外であったクリエイター(特にイラストレーター)の方々に好評を得たんだそうです。

それは何故かというと、今まではディスクトップPCとタブレットなどを使って絵を描いていたところ、机の前だけでなくどこでも絵が描けることが、今までに無い体験を生みだしたから。

これがきっかけで、イラストレーターの方やフォトグラファーの方々に向け、「何かVAIOができることがあるのではないか」という考えが芽生え「VAIO Prototype Tablet PC」につながったんだとか。

その後の調査で、クリエイターの方々の半分以上は、Adobeの「Photoshop」や「Illustrator」、「PremierePro」などを使っていたということから、アドビの開発チームと連携し、またフォトグラファーなどの様々な方のの意見を聞いて、クリエイターの為のPCとして、デスク以外の場所でプロレベルの創作支援ができるもの(PC)をしっかりつくってきたというわけです。

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様々なタブレットPCのあるなかで「VAIO Prototype Tablet PC」が目指したもの、それはレベルが違う別次元のタブレットPC「THE MONSTER TABLET」を作ること。

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まず第1のキーワード「Performance」。

圧倒的なパフォーマンスを有し、持ち運びが苦にならない圧倒的なコンパクト性、プロの創作活動にしっかりと耐えうる操作性を融合した、今までに無いPCこそが、「VAIO Prototype Tablet PC」の目指すところ。

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そのためにまず、ノートパソコンでは採用されることが少ないインテルHプロセッサーライン(クアッドコア)とインテルIrisProのグラフィックを採用。

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これらの採用で、「Lightroom5 100枚のRAW現像速度」が、ウルトラブックに搭載されているCPUと比較して2倍以上、「PhotoshopCS6 Smart sharpen filter」実行時で3.5倍以上速く作業を完了することが可能に。

パワフルに、サクサク作業をすることで、作業時間を短縮し、その余った時間でより質にこだわった仕事が出来る事をクリエイターに提供します。

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SSDには、PCIeのハイスピードSSDで高いレスポンスを実現。保存時間で待たされるという時間さえも無駄にしません。

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ディスプレイも13.2インチ、アスペクト比3:2、Adobe RGBカバー率96%以上、高解像度2560×1704(250DPI)というハイスペックなものを採用。

16:9ではなく3:2というアスペクト比にしたのは、クリエイターからの縦でも使いたいという要望があったためだそうです。この比率なら、縦でも横でも使いやすいのはもちろん、一眼などで撮影した写真がそのまま全画面で見ることができるというメリットもあります。

クリエイター専用にカスタマイズされたディスプレイを採用したことで、ディスプレイの色の正確性にも配慮。

色の再現に関しては、以下の写真を見てもらえば一目瞭然。

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Tap11との比較となりますが、色の濃さが正確なのはもちろん、青赤系統の発色がよりすぐれて出力されているのが分かります。

(同席されていたフォトグラファー御園生さん曰く)食べ物や花がいきいきとした表示が可能なモニターに仕上がったと絶賛されてされていました。

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第2のキーワード「Mobility」に関しては、現地点で正確な数字は非公開となっている為、後ほど実機を手にして感じてくださいとのこと。バッテリー持ちなども含め、製品版が発表になるまで、この辺の数値はお楽しみにって事でしょうね。





すいません、一気に書き上げるつもりでしたが、緊急事態が発生しまして続きは明日お伝えさせていただきます^^;

続き ⇒ ■ 「VAIO Prototype Tablet PC」トークショーレポート Vol.2 [14.11.04 記載]


「ソニーストア大阪10周年記念祭」の詳細については、こちらの特設サイトにてご確認下さい。




 ソニーストア大阪10周年記念祭のご案内はこちらからどうぞ


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