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更に進化した究極のウォークマン「NW-ZX2」 登場! [ウォークマン・ICレコーダー関連]



CDを上回る情報量を持つハイレゾリューション・オーディオ(以下、ハイレゾ)対応のデジタルミュージックプレーヤーにおけるフラッグシップZXシリーズの最上位機種として、ウォークマン「NW-ZX2」をソニーが発表しました。

ソニーストアでは既に先行予約販売を開始、「2015年02月14日頃お届け」予定でオーダー受付中です。


 ウォークマン ZXシリーズ「NW-ZX2」

  ソニーストア販売価格:119,880円+税
   ⇒ 商品詳細はこちら
   ⇒ 対応商品・アクセサリーはこちら

【プレスリリース】
 ■ ハイレゾ対応ウォークマン ZXシリーズの最上位機種『NW-ZX2』を発売

ウォークマン「NW-ZX2」の主な仕様は以下の通り。

 ■ ハイレゾ音源を忠実に再現するフルデジタルアンプ「S-Master HX」搭載
 ■ オーディオ出力のためにL/R正負独立した4つの電源を搭載、ステレオ感をさらに強調
 ■ S-Master Driverの駆動用にマイナス電源を追加、よりキレのある力強い低音を再生
 ■ 圧縮音源をCD以上の高音質にアップグレードする「DSEE HX」搭載
 ■ DSD64(2.8MHz)に加え、DSD128(5.6MHz)の再生に対応
 ■ DSD用の2種類のデジタルフィルターを搭載
 ■ PCM方式と同等のレベルでオーディオゲインの設定が可能
 ■ 銅板とアルミの総削り出しフレームによるシャーシ構造を採用
 ■ 「電気二重層キャパシタ」を追加、ボーカルの艶や伸びがアップし、力強い低音域を実現
 ■ 大型コンデンサー「OS-CON」を7基搭載、より力強い中高域を再生可能に
 ■ 電源基板に伝導率が良く、安定した電源供給が可能な厚膜銅箔プリント基板を使用
 ■ ヘッドホン出力のLCフィルターに高品質メルフ抵抗を採用、音の解像度感アップ
 ■ アンプからヘッドホンジャックへのGND線材をLとRに分けて配線
 ■ ハイエンドオーディオで使用しているソニー独自開発の「高純度無鉛高音質はんだ」を採用
 ■ 48kHz系に加え、44.1kHz系専用のクロックを追加搭載、透明感のあるサウンドを実現
 ■ ハイレゾ再生で約33時間、MP3再生では約60時間のスタミナバッテリー
 ■ microSDメモリーカードに対応、約1,700曲以上のハイレゾ音源を持ち歩く事が可能
 ■ 引き締まった力強い重低音「クリアベース」搭載
 ■ ワンボタンでソニーおすすめの高音質を手軽に楽しる「クリアオーディオプラス」搭載
 ■ 美しく色鮮やかに映し出す「トリルミナス ディスプレイfor mobile」搭載
 ■ 深く美しい黒を表現する「オプティコントラストパネル」搭載
 ■ 快適な操作性を実現するAndroid4.2搭載
 ■ Google Playストア対応でお好みのアプリをダウンロード可能
 ■ 歌詞も読める、曲中の聴きたい箇所に飛べる「歌詞ピタ」対応
 ■ 直感的な操作で見たいシーンがすぐに探せる「ビデオプレーヤー」搭載
 ■ 写真を手軽に楽しめる「フォトビューワー」搭載
 ■ 高音質コーデック「LDAC」に対応、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質に
 ■ 「NFC」でワンタッチリスニングに対応
 ■ ブルーレイディスクレコーダーで録画した番組のウォークマン転送に対応

現行機種「NW-ZX1」との違いを見ていこう



昨年7万円を超す高級ウォークマンの登場に度肝を抜かれましたが、今回の「NW-ZX2」の価格は「119,880円+税」と倍近くの価格に。ついにウォークマンも10万円を超す時代になりました^^;

では現行機「ZX-1」と何が違うのか、カンタンな仕様比較をしてみました。
 ウォークマン ZXシリーズ 仕様比較
NW-ZX2NW-ZX1
内蔵メモリー
128GB
microSD
対応(最大128GB)
非対応
ディスプレイ
4.0型ワイド、TFTカラー液晶、WVGA(854×480ドット)
Bluetooth
SBC LDAC
SBC
内蔵スピーカー
非搭載
搭載
プラットフォーム
Android 4.2
Android 4.1
DSD再生
PCM変換 2.8MHz/5.6MHz対応
PCM変換 2.8MHz対応
バッテリー
約33時間
約16時間
最大外形寸法
約65.1×約131.2×約18.5 mm
約60.7×約122.8×約15.3 mm
質量
約235g
約139g


仕様面での違いは、microSDカード対応・新Bluetoothのコーデック「LDAC」対応、ロングバッテリーといったところが大きなトピックとなりそうです。

サイズ感はすこし大きく・重くなっていますね。ポータブルオーディオとしてギリギリ許容できる範囲のような気がしますが、ここは実機で確認してからですね。

高音質の為の仕組みがてんこ盛り!



剛性を高めたアルミニウムの総削り出しのフレームに、電気抵抗率の低い銅板を重ね 合わせた新開発のハイブリッドシャーシ構造を採用。

シャーシの1部に「金メッキ銅プレート」を採用したことで、高域の伸びや低域の重厚さなどが全体的にランクアップ。クリアで力強い低音域再生を、ノイズ少なく安定して実現しています。



電源からアンプ部分に電力を供給するラインに電気二重層キャパシターを新たに採用。

ZX1に搭載しているものの数千倍の容量をもつコンデンサーで、電源の安定性が格段に高り、ボーカルや低域など音質の向上につながる頼もしいパーツ。

瞬間的な大電力の供給かつ、急激な電圧降下を防ぐことで正確な信号出力を実現し、クリアで力強い低音域を再現可能に。



S-Master HXのチャージポンプ電源回路に、低音から高音まで安定してノイズの少ない良質な電力を供給できるコンデンサーOS-CONを、ZX1に3点追加して計7個搭載。

さらにノイズを除去したきれいな電気を流せるようになり、より透明感のある音質を実現。



ソニーのハイエンドオーディオでも採用されているソニー独自開発の高純度無鉛高音質はんだを採用。

はんだに含まれる微量元素を最適に配合したことで低域、中域、高域の自然なバランスを実現。



ZX1に採用された大型コイルよりも更に大型化した、スピーカー出力用に用いるようなサイズのデジタルアンプ用大型コイルの採用。音の低歪み・低抵抗化を実現。



フルデジタルアンプS-Master HXの音声出力段のフィルターと電源回路に温度特性の良いフィルムコンデンサーを採用。

これにより、弦楽器・ボーカルの声の艶などの細かいニュアンスや、管楽器の倍音成分を自然な響きで再現することが可能に。



本機内部に2個のクロック発振器を持ち、サンプリング周波数 44.1kHz、88.2kHz、176.4kHz用(CD/DSD系)、および48kHz、96kHz、192kHz用とでクロックを切り替え、コンテンツ毎のサンプリング周波数に最適化。

ハイレゾ音源だけでなく、44.1kHz系クロックの搭載によって、CD音源の明瞭感・定位・音場が向上、CD音源だけでなくDSD音源も驚くほどの高音質化を実現。

ワイヤレスも高音質に



Bluetooth経由で、従来の技術と比べて約3倍の情報量を伝送可能な新開発の高音質コーデックLDACを採用。これにより、ワイヤレスでも高音質なサウンドを楽しむことができるようになりました。

ただしこれはウォークマンだけでなく、受信側も対応している必要があります。なのでLDACで音楽を聴くには、それら機器の登場を待つ必要があります。CESではヘッドホン「HDR-1ABT」などが発表されていますので、近日中に日本でも対応機器が発表になるかと思います。

XBAシリーズでもつかるワイヤレスオーディオレシーバー「MUC-M1BT1」のLDAC対応版なんかが出ると嬉しいんですけどね^^


 ワイヤレスオーディオレシーバー「MUC-M1BT1」

  ソニーストア販売価格:18,500円+税
   ⇒ 商品詳細はこちら

ちなみに伝送レートは、990kbps、660kbps、330kbpsの3つから選択可能だそうです。

microSDカード対応更!



ウォークマンAシリーズに引き続きZX2でも、microSDカードスロットを搭載、128GBのmicroSDカードを使用することで、1,700曲以上のハイレゾ音源を持ち歩くことが可能になりました。

SDカードに入れている楽曲も本体に入れている楽曲も、ZX2ではシームレスに扱えるよう最適化されており、分け隔て無くリスト表示することが可能になっています。

もちろんSDカードだけのコンテンツだけを再生することも可能。

ちなみに「高音質ガイド」というアプリもプリインストールされているようで、「OS-CON」などの部品や回路についても写真と文章で説明しているそうですので、購入された方は是非チェックしてくださいね^^

その他の仕様については、こちらの商品ページにてご確認下さい。



はやくも登場した「NW-ZX2」。

これでもかといわんばかりの音質へのこだわり、ハイレゾ相当で試聴可能なワイヤレス技術、microSD搭載で更に多くの楽曲を持ち歩くことが可能と、10万円を超える究極のウォークマンの名に恥じないデバイスに仕上がっています。

ZX1は、「エッジのきいた元気で楽しいサウンド」でスピード感のある楽曲が得意としていましたが、ZX2はより上品でなめらかなテイストに仕上げてあり、ZX1ベースの音に、スローなボーカルや生楽器も楽しめる要素を追加した形になっている模様。

このあたりも実際に聞いてみてからの話となりそうですが、各媒体のレポートを見ている限り、その仕上がりの良さは価格以上という評判。

音質へのこだわりなどについては、開発メンバーの話が非常に参考になりますので、是非ご一読下さい。
 ⇒ 開発メンバートークはこちら

ちなみに本日よりソニーストア直営店3店舗(銀座・名古屋・大阪)にて、先行展示が開始となります。私も早速動作確認をする予定ですが、今日はたくさんの方がいらっしゃるんでしょうね、あまり触れない気がします^^;

ソニーストアでは、水濡れ落下にも対応する「長期保証<ワイド>」の加入が可能なほか、クーポンで10%OFFで購入頂く事も可能。



さらにストア限定で、イニシャル刻印をすることも可能。刻印代として通常300円(税別)するところ、2015年4月1日(水)11時まで無料で実施中。



またZX1発売時に人気を博した、ソメスサドル製 NW-ZX2用オリジナルケースが、本体と同時購入することで通常より3,000円安い24,800円(税別)で購入可能。

ワンランク上のプレミアムケースを購入予定の方は、本体との同時購入がオススメですよ。



磨き抜かれた、高音質技術の結晶


 【ソニーストア】ウォークマン ZXシリーズ「NW-ZX2」のご案内はこちらからどうぞ


関連エントリー


 ■ 「2015 International CES」で登場したSONY製品のまとめ [15.01.07 記載]
 ■ 新型ウォークマン「NW-ZX2」が来る?? [15.01.05 記載]





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