触ると分かるそのスゴさ!「VAIO S11」開梱フォトレポート! [VAIO・PC・タブレット関連]
ビジネスモバイルの快適な機能をコンパクトボディに全て凝縮した「VAIO S11」の店頭展示機が当店にやってきましたので、早速開梱フォトレポートを行いたいと思います。
パーソナルコンピューターVAIO S11「VJS1111」
ソニーストア販売価格:114,800 円+税~
カラーバリエーション:シルバー/ホワイト/ブラック
⇒ 商品詳細はこちら
まず驚いたのは製品パッケージが、VAIOが入っているとは思えないほど小さなパッケージとなっていること。
13.3型「VAIO Z」のパッケージと比較するとよく分かるのですが、1回り以上小さくて軽いので、持ち歩くのが楽なこと楽なこと。
パッケージを持ち歩いただけで、「VAIO Z」のサイズでは大きすぎるという方の気持ちが理解できるようになりましたよ^^;
では中身を見ていきます。
パッケージを開けるとVAIO本体が。パッケージも小さいですがパソコン本体は更に小さいですね(当たり前ですが)^^;
本体以外の添付資料、付属品は全て本体下のエリアに格納されています。
添付資料、付属品はこのとおり。
SIMカードスロット搭載モデルのみ、SIMカードについての注意書きが添付されているようです。
ACアダプターは、「VAIO Proa 13 | mk2」と同じもの。USB機器を充電できるUSB給電端子も搭載されています。
「VAIO S11」本体。
天面の質感は非常によく、本体表面を傷つきにくくするUVコーティングが施されているのも特徴で、長く快適に使用できるようになっています。
そしてなんといっても軽くて小さい!!
縦横サイズ(190.4×284mm)、最薄部は16.4mm、約920gという小ささ、軽さは予想以上のインパクトがありますね^^
「VAIO Z」と比較してみると、そのサイズ感の違いがより確認できるかと思います。
最長15時間のバッテリー性能をも兼ね備えていることを考えると、最強のモバイルVAIOといってもいいかもしれませんね。
右サイドには
・SDメモリーカードスロット
・USB3.0端子
・USB3.1(Type C)端子
・有線LAN端子
・アナログRGB出力端子
左サイドには
・電源端子
・USB3.0端子
・ヘッドホン端子
裏面には
・SIMカードスロット
が搭載されているなど、充実の拡張性を実現。
未だ仕事の現場では使われることの多い「アナログRGB出力端子」。
ビジネスモバイルの「快」を凝縮したこのシリーズでは、外せない要素と言えますよね。同様に有線LAN端子ももちろん搭載。
ただ個人的には、「アナログRGB出力端子」より「HDMI端子」の方が嬉しかったりするのですけどね^^;
そして「USB3.1(Type C)端子」がついにVAIOに初搭載。
「USB type-C」は、コネクタの挿し込み口がリバーシブルになり、どちらの向きでも挿し込めるだけでなく、1つのポートでLAN・DPポート・USB給電を同時に行える事が出来る上、USB3.0より転送速度も速くコネクタも小さいといういいとこ取りの接続端子。
USB Type-A(3.0) | USB type-C | |
---|---|---|
給電能力 | ||
データ通信速度 | ||
出力可能解像度(4K) | ||
使いやすさ |
USB給電能力が高いのでスマホやタブレットへの高速充電も可能ですし、変換ケーブル使用で60Pの4K出力にも対応します。更にThunderbolt3にも対応しているので、外部ストレージに高速で接続することも可能です。
macのようにUSB3.1 1つしか搭載していないというわけではなく、今まで使っていた通常のUSB端子も左右1つずつ搭載するなど、かゆいところに手が届く、充実のインターフェースとなっているのも特徴。
ビジネスシーンではUSB端子が変換アダプター無しで使えるのが当たり前の世界ですからね。
裏面はプラスチック丸出しの、見た目VAIOらしくないデザイン。少し残念ですが、この辺は価格と剛性感を出すためのバランスを考えてのことかと思います。
ビジネスで使うパソコンという枠では、安い方がイイに決まっていますしね。見えない部分をコストカットするのもビジネスの「快」の1つといえそうですね。
そして裏面には、SIMカードスロットを搭載。
日本国内では基本、ドコモ回線が快適に使えるようにセッティングされているようですが、一応SIMフリーとなっていますので、ドコモ以外のSIM(ドコモ回線系の格安SIM業者)でも使用頂けます。
VAIO株式会社からも「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」なんてモノも登場していますので、『SIMもVAIOで揃えるぜ!』って方は、要チェックです。
⇒ 「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」の詳細はこちらからどうぞ
SIMスロットの使用感については、手持ちの「BIC SIM」を使って試す予定です。後日その結果をお伝えさせて頂きますね!
キーボード部。
さすがに「VAIO Pro 13 | mk2」ほどキーピッチは確保できませんでしたが、それでも安定したキータッチが可能。しかも「VAIO Z」と同じく、静かで心地よい打鍵感を実現しているので、図書館などの静かな環境でも、周りを気にすることなく作業をすることができます。
もちろんキーボードがたわんで打鍵しにくいということもありません。剛性はしっかり確保されています。
更にキートップの塗装も専用に開発したフッ素含有UV硬化塗装を施すことで、摩耗や皮脂油によるテカりも防止。
またタッチパッドは、スマートフォンのような滑らかな動きを実現する高精度タッチパッドを搭載。キーボード入力中に手のひらでタッチパッドに触れてもカーソルが動かない、誤タッチ防止機能も搭載するなど、徹底した使い勝手、質感を実現しています。
「VAIO Pro 11とは比較にならないほど、キーボードもタッチパッドも進化していますね!
パームレストには「VAIO」刻印。
そしてここにも専用開発したフッ素含有UV硬化塗装を使用し、多層塗装で深い色合いを追求しつつ、耐久性をも兼ね備えたキートップとなっています。
このように本体の端っこをつまんだ状態で持ち上げても全くたわむことない、ビジネスパソコンとして必須ともいえる剛性の高さも特徴の一つ。
・平均的成人男性が手に持った時の高さを想定した90cmからの落下テスト
・満員電車で押された場合を想定した振動加圧テスト
・ペンを挟んだま液晶と閉じても液晶が割れないペン挟みテスト
・本体の端をつまんで持ち上げてもたわまない1点加圧テスト
これらのテストを繰り返し実施することで、落下・衝撃、加圧、ひねりなどの実使用を想定した多種の試験を重ねて剛性ボディを実現します。
これなら満員電車にビクビクすることなくパソコンを持ち運べそうですね。
PC使用時にはボトムシャーシが浮き上がるため、本体よりも厚いコネクターを挿す場合でも、よりスムーズに接続できるよう設計されています。
液晶の倒れる角度も「VAIO Z」よりも広いので、小さなスペースや少し高さの低い机の上での作業も、比較的楽に操作することが可能です。
電源スイッチが光るのも、一目で電源が入っているのが確認できるので、意外と便利なんですよね。
以上、ビジネス全方位設計「VAIO S11」の開梱フォトレビューでした。
ボトム部の質感は少し残念ではありますが、それ以外は実によく出来たパソコンだと感じました。
特にこのサイズ感、質量で長時間可動が可能なバッテリーや充実したインターフェース、使いやすいキーボードにタッチパッドなど、ビジネスシーンで使用するなら、「VAIO Z」にも勝るとも劣らないパソコンに仕上がっています。
実機を触ってみると、その良さがジワリジワリと感じることが出来ます^^
次回は初期設定からSIMカードを設定して、LTE通信を試してみたいと思います。
実際の現場要求に応えた"ビジネス全方位"設計VAIO
【ソニーストア】パーソナルコンピューターVAIO S11「VJS1111」のご案内はこちらからどうぞ
関連エントリー
■ 「VAIO S11」SIM搭載モデルを購入予定の方はカラバリにご注意下さい! [15.12.15 記載]
■ コンパクトボディなのに高性能、SIMフリーLTEにも対応した「VAIO S11」登場! [15.12.10 記載]
■ 【速報】コンパクトボディに実用性を兼ね備えたVAIO「S11シリーズ」登場! [15.12.09 記載]
コメント 0